第3話 女子の言い分
元々、男子テニス部は、試合の中で、長期戦になると、ミスが増えることが多く、もっとミスを少なくするための練習と、筋トレ中心のメニューを増やすべきというのが女子の意見だった。
そのために、ミスするくらいならコートに入らせない。と女子部長は指摘し、私はその言い方に激怒し、ミスを恐れるんじゃ勝てない。だったら、試合で決めるという話になったのだ。
その肝心の試合で負けてしまったので、何も言い返せない。実際試合の内容も、走らされて体力がなくなった後半にミスが増え、それが原因で最初有利だったオレが、安定感のある女子部長のストロークで負けたという内容だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます