第9話 史上最強の武器の誕生
「これで…とどめだ!」
リュータは全裸でまるでエクソシストに出てくる呪われた人みたいな動きをする魔物をライムと一緒に倒した。
リュータの神力稼ぎとライムの魔物狩りが互いの利益の一致で協力している二人だったが最近二人の様子がおかしかった。
互いが互いを意識しているのだ。
短剣の付加効果で好感度上昇と魅力アップの効果もあるのだが互いに最初の出会いで助け合ったという吊り橋効果から徐々に積み上げてきた二人の気持ちが近付いているのだから仕方ないと言えば仕方無いであろう。
「そ、そう言えばライム?お前最近青くなってきたよな?」
「えっ?そっそうかな?」
ライムはとぼけるが確かに最初の水色から青に変わってきてる。
「気のせいじゃない?それより今日はもう一匹行こっ」
そう言って踵を返し駆けていくライムの防具の下にリュータの手渡した岡田と書かれたブルマを見てやっぱりブルマは履かないと駄目だよなと一人納得しているリュータであった。
そして、遂にその日の夜付加した能力に5つ目の銀のエンジェルが出た!
リュータは急いで短剣を持ち巫女の所へ行き皆の前でスキルを発動させる!
「スキル「エンチャント」発動!」
銀のエンジェル5枚の効果で全てのスキルの神力が0と表示されリュータはリストを操作して一番下の項目を選ぶ。
短剣が光輝きもう何度も見慣れたエンチャントが完了し再びスキルを発動させ付加した能力の名前を確認すると…
「一番愛用した者への因果逆転の永続効果」
っと表示されていた。
そして、これがとんでもない付加能力だと分かったのはこの後直ぐだった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます