最弱主人公が史上最強の武器を作ったら歩く性犯罪者になりました。
昆布 海胆
第1話 まさか男の俺はハメる側ではなくハメられる側だった?!
俺の名前はリュータ。
本当の名前は「一之条 龍太郎」
今俺は凄く後悔している…
それを説明するのにはちと話をしないと駄目だろう。
あれは中学校の放課後だった。
当時俺のクラスではコックリさんが流行っていた。
俺はそんなものは信じていなかったが前から気になっていた女子に人数合わせに参加して欲しいと言われ仕方なく残ってそれに参加した。
なんでも少し特殊なやり方で2人ではなく3人でないと出来ないらしい。
机の上によくあるひらがなと鳥居が書かれて「はい」と「いいえ」だけがあるシンプルな紙に10円玉を置いてそれに3人の人差し指を乗せて準備完了だ。
だがこのあと唱えられた呪文に俺は耳を疑った。
「テクマクロリコンテクマクロリコンコックリさんは幼女で願いを叶えたまえ」
すると紙に書かれた鳥居の部分から小さい、物凄く小さい幼女が全裸で現れて俺に向かってこう言った。
「我が名は精婆、聞こう汝が我がマスターベーションか?」
意味が分からないまま二人が物凄い力で10円玉を「はい」の部分に持っていこうとする。
つかこいつらグルだ…10円玉が勝手に…ではなく顔面ひきつらせて全身を傾けている、明らかに全力で力入れてるよね君ら?!
そして、「はい」の上に10円玉が重なったと同時に周りの景色が一転し俺達は見知らぬ平原に立っていた。
一体何が起こっているのか訳が分からない俺を置いて二人は協力し俺の指を10円玉から反対側の手を使って離させる。
何故か凄く嫌な気がしたが時既に遅く俺の指は10円玉から離れていた。
そして、空から謎の声がした。
「男の人間1人、金貨10枚です毎度あり~」
その声と共に二人の10円玉に触れてる方と逆の手に手元に突然金貨が現れそのまま二人の姿が消えた。
平原に一人俺は取り残されて何も分からないまま立ち尽くすのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます