サンフランシスコ レポート0515.docx
カレブ・ランドマン (Caleb Randman)
サンフランシスコ出身
男性
故29歳
7歳の時に物を動かす超能力を家族の前で見せ、超能力者と判明。
家族以外に知られると危険と判断し、両親が彼に超能力を他人の前で見せないよう教育。
年齢を重ねていくにつれ、動かせる物の重量も大きくなっていく。
超能力で動かせるのは無機物に限る。
人間などの有機物を動かすことはできない。
家族の存在が大きく、自身の力を正しく理解し、超能力をうまくコントロールすることもできた。
そのため他の人に超能力者と疑われることはなかった。
会社での強いストレスが原因で25歳の時に適応障害と診断される。
それまでは普通の人と同じ生活をしていた。
その後、別の医者の再診により統合失調症と診断される。
統合失調症は脳内のネットワークを統合することができなくなり、今まで何気なくできていたことができにくくなる障がい。強い妄想も症状の一つ。
次第にCIAに狙われていると妄想を抱くようになる。
その後2年間の休養を経て、妄想も徐々に減り、社会復帰を果たす。
その2年後(今から4年前)に交通事故に遭う。
事故当時の目撃者は、赤信号の交差点に侵入したところを車にはねられたと証言した。
事故に遭ったのは夜中の19時頃、家族には散歩に行くと言って外出。
救急車で病院に運ばれるも頭を強く打っており、間もなく死亡が確認される。
ユーチューブに投稿された動画は事故の一ヶ月前に撮影された。
上記の通り、彼の死にはいくつかの不審な点があるが、遺書は見つかっていない。
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