世迷言〜第九〜

知らない事を知りたいけれど

知らないままで良い事も

知ってしまったら

こうもどうしょうもない

感情になるのかと

なった事に傷つくのだろうか




1から知りたい事は

世界中に溢れていて

全ての事に明と暗があって

僕らはどうしても

光り輝く方ばかり見て

その善し悪しを決めている




違うじゃないかの叫び声で

僕らは気づかされ

どうなっているのと詰め寄り

ダメじゃないかと罵った

離れていくし

見放すし

そこに至るまでの

裏の頑張った事

全部無かった事にする

頑張らないやつなんて

居ないのにね

頑張りの容量が違うだけなのにね




そんな

白黒ハッキリしてる世界で

意見の完全一致

なんてありえない

ありえない世界を理想にして

近いモノにしょうとしているが

ありえないモノは作れない




人が力を合わせる事の

意味をもう一度考える

僕らは必ずしも

全て認めて協力する事はない

全てを否定して

拒否する事はない

そうだと思いたいけど

そうとも言えない




僕らの白黒の世界に

本当に色が入って

カラーになるのはいつの日か

待てど来ぬ日か

望めば来る日か

わからないわからない

今のままではずっと来ない

白黒の正義と悪の世界に

マッチ擦って

燃やしてしまいたい

今を疑いながら

自分を疑いながら

多角的方向で考える

不正解はないから

正解もないから




僕は戦う

生きる為に戦う

戦いの完全否定などしない

人が死のうと傷つこうと

人から戦いを奪った時に

人は堕落する

僕は戦う

武器や攻撃は

多種多様にある中で

僕らしく戦うだろう

だから

僕らは戦わなければならない


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