目
僕の魂が流した涙が
僕の目の下に
張り付いた隈になり
その目で僕を僕が見てる
心配じゃなく
ただの憤怒や呪いや
わけのわからない
色のない心で見てくる
これで良いと
共感しては
ただ逃げてるだけになる
それでもわかっていても
逃げてる
向き合うことが
疲れるから
向き合うことが
嫌だから
目が大事なのは知ってる
それは
他の人を見ているから
他の人にも見られているから
僕の目は
死にもせず
生きもせず
ただ不粋に
顔面に張り付いてる
これから
何が見れる
何が見えない
何を見なかったのか
何を見えてる事にしたのか
過ぎ去った時間分だけ
虚ろうのは心だけじゃなかった
笑顔になることを増やした
疲れた心に鞭打った
変な目をして笑っている
さぞ 怖いことだろう
人によっては気持ち悪いだろう
良いんじゃない
とりあえず 今は
昨日までの長い時間を
昨日までの重い心を
考えたら
少しくらい笑われても
笑われて笑い返せたら
僕は
新しい目を手に入れられるから
そのとき
これから見れるモノを考えたら
今から
ワクワクしないか?
とりあえず
明日を頑張る力にはなると思うんだ
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