第2話 10万文字を満たし、☆10の作品がいくつある?への応援コメント
まさに、こういうのが読みたかったのです!
編集済
第3話 16分の1まで下がったコンテストへの応援コメント
なるほど、そう考えるとするなら、案外と確率は高いような気がします。
しかし、差し出がましいようで大変申し訳無いのですが、作品のジャンルは既存の物に絞る事無くどんどんと拡大せよ、と言うハギわらさんの意見、名付けて「作品ジャンル拡大派」とも言える考え方に付いて、私は若干の懐疑論を唱えたくなって仕舞いました。
ですので、問題提起と言うといささか大げさですが、このコメントの場を借りて、若干の反論と言うか、疑問の提示をお許し頂ければと思います。
端的に指摘したいのは、作品ジャンル拡大派の考え方は、非常にリスキーでは無いかと言う事です。
この点に付いて、まず最初に、応募に際して発生する応募側、つまり執筆者の負担するコストに付いて考察させて頂きます。
執筆者は、10万字と言う決して少なくは無い執筆量を執筆者の有限の時間を使って消化し、作品作りを行う事になります。
そう言うコストが掛かる以上、その10万字分の労力を掛けた作品が、既存のジャンルに沿わ無いor収まり切ら無いと言うのは、余りに冒険過ぎるのでは無いかと言う疑問です。
次に、「面白ければ編集も採らざるを得無い(はず)」と言うハギわらさんの主張に付いて疑問を提示させて頂きます。
私の意見としては、そもそも、或る一つの作品、或いは複数の作品群の評価として、「面白い」とか「面白く無い」と言うような事は、その作品に付いて、少なくとも数百人、理想としては数万人や数十万人と言う読者サンプルが揃って、初めて判断出来る事では無いだろうか、と言う疑問です。
従って、通常、執筆者には、基本的には自分の作品が、真実どれだけ面白いのかを判断する手段がありません。
その一方、異世界転生モノやオンラインゲームモノ、ラブコメディー、異能バトルモノ等々と言った既存のジャンルは、王道とも言える要素であり、それを踏まえていれば一定の面白さが保証されていると言うものです。
まして、応募要項の型にはまら無い型破りな作品作りをすると言うのは、考え方によってはそれだけで落選のリスクを生じるものですから、それを補って余りあると言うような保障無しに、執筆する作品のジャンルを、独自の見解に基いていたずらに拡張・拡大する事は、受賞を狙って行くのであれば危険では無いかと言うものです。
従って、程度の筆力が保障されているプロ作家ならともかく、一般のアマチュアの執筆者は、作品の未来を自らの独創性に託すのでは無く、まず既存のジャンルをきちんと書きこなして応募を行うべきでは無いでしょうか。
ハギわらさんの主張を楽しく読ませて頂いた結果、私の考え方と同様の部分もあり、違う部分もございましたので、以上、僭越ながら私見を提示させて頂きました。
ハギわらさんを心から応援しております。
***コメントその2***
こちらこそご返信頂いて恐縮です(^-^)。
まさかハギわらさんから当日中にご返信頂けるとは思っておりませんでした(*'▽')。
さて、早速ですが、ハギわらさんがお持ちの疑問に付いて、付け足しでお答えしたいと思います。
>ここで、ひとつ気になるのは『ジャンルってなによ?』ということ。
(中略)
>本人はファンタジーを書いていたつもりが、ファンタジー読者より実は恋愛読者の方が多いなんてこともあるでしょう。実際カテゴリーエラーを気にする人も多いです。作者の勘違いで埋もれる作品もあるかもしれません。
これにつきましては、私の懸念は以下のようなものです。
端的には、「カテゴリーのエラー」、そして「探索コストの増大」の問題です。
執筆者が無暗と応募作品のジャンルを拡張・拡大すると、その結果、該当するジャンルが多過ぎて、作品タイトルや説明、カテゴリを一見しただけではどんな作品なのか良く分から無い、言うなれば「ぬえ的」なものになって仕舞う危険があるのではないかと思います。
また、ラブコメ要素が一部入っているからと言って、本格的なハードSFをラブコメディとして応募すれば、カテゴリーエラーとなるリスクが高いでしょう。
そもそも読者は、その作品がどんな中身なのか読了前の時点では分から無い以上、まず自分の目的とする既存のジャンルのカテゴリから選んで行くのが普通だと思います。
例えば、図書館や書店、或いはこのカクヨムのような投稿サイトやAmazonなどのサイトを見る時、ラブコメのラベルが貼られた本棚や、タグが付いている書籍リストには、ラブコメがメインの本が収められているであろう、と言う期待です。
選ぶ側がそこで希望する作品の探索をする場合、ラブコメのカテゴリ内でハードSFが出て来ると言うのは、「コレじゃ無い・・・」感が半端無いものでしょう。
仮にその作品が一般的には良い作品であったとしても、期待ハズレであり、それが査読などをして期待外れハズレの作品だと分かるまで、探索コストが無駄に消費されてします。
これが「探索コストの増大」と言う事です。
もっと簡単に言うと、パソコン上のデータ整理の手法として、WORDのデータと書かれているフォルダには、多少の関連があったとしても、EXCELのデータが入っているべきでは無いと言う事です。
>まとめると……筆力がない人はいきなり奇をてらった物を書いても、個人で面白いか面白くないか判断できないし、受賞できない危険性が高い。だから、既存の物に収まるように書いたほうがいいでしょ、ということかな。間違ってたらごめんね(/・ω・)/。
はい、ご明察です。
私の意見としては、全くその通りです。
良くご理解頂けて感謝致します(*'▽')。
作者からの返信
***コメントその2***
「カテゴリーのエラー」、そして「探索コストの増大」。
これは読者目線ということですね。ご懸念されてることが見えてきました。やはり、やりとりがあると良くわかる(。-`ω-)。
おそらく危惧されているのは、
『読者がジャンルを指標として読みに来るのに、カテゴリーエラーで損するリスクが高くなる。10万文字も読んで損する。なので、読者のことを考えるならば、作者はしっかりカテゴリーを意識するべきである!!』
サイトの今後や読者のことを考えればそうかもしれませんね。
そういう意味での懸念はごもっともです。そこは作者の良識な判断に委ねるしかありません。ルールの範囲でということで。
そして、作者がつけたジャンルですが、これを間違いだと認識するのは読者になると思います。読者の期待を裏切れば、それは評価につながらないでしょう。そういう『リスク』を作者が追っている部分もあります。
ハードSFラブコメ、ちょっと見てみたいかも……。脱線しました。
これを作者がラブコメというならば、ラブコメだと思います。読者がこれってSFじゃねぇ?と思うことは大いにあるでしょう。だけども、ラブコメとしてもいけると作者が判断したのであれば、これに対して既定の範囲であれば誰も咎めることはできません。さらに言えば、作者自身が『リスク』を追ってでも、可能性を探った結果でもあります。
但し、まるでそのジャンルが入ってないものを応募したらダメだとは思います。それはリスクを負おうがルール違反です。
最後にこれについては、私の見解は違います。
『筆力がない人はいきなり奇をてらった物を書いても』
筆力というものは、既存の商品と比べてということでしょう。確かに読みやすい体系を進化させてきたのが今の小説でしょう。ただ、昨今それがネット小説を元に変わってきました。
もっと簡単に書いて、読者が読みやすい方が売れたりもするんだよと。
どこかで編集の方がなぜアレが売れるのかわからん……とぼやいたというのも見た気がします。
だからこそ、新しい形が全部だめというわけでもありません。ある程度、実力をつけてからという話もありましたが、まったく奇抜なものがウケないとも限らない。多様性の模索と言えば、聞こえは良くなるかもしれません。それはネットだからこそ出来るものだと思います。通常の公募であれば厳しいでしょう。
読者を楽しませたもんが勝ちでいいと思います。奇策もOK。
そういう考え方を私はします(。-`ω-)
しかし、ちとせさんの意見が間違いだとは思いません。正しい懸念であるし、考え方でもあると思います。やはり、読みやすい形を探るのも重要であるし、ジャンルをしっかり意識して書くことも大切であり、読者を大切にする心がけはすべきだと思います。
最後に、@Chitose_Nagumoさん、真剣なご意見を頂きありがとうございます。
何か話したりないなー、ということがあれば私のアホな近況にでも書いてください。いつでもお待ちしております(/・ω・)/。
***コメントその1***
丁寧なコメントありがとうございます。
これは丁寧にコメントを返さねば(。-`ω-)
ちょっと、読解力が無く読み間違えてたらすいません。
先に謝っておきます。
「作品ジャンル拡大派」ということで、本エッセイの『ジャンル記載』についてとお見受けします。エッセイの趣旨としては、コンテスト確率論であるので「応募作品数が少ないジャンルに移動するのも手ですよ」というが主軸であります。
>執筆者は、10万字と言う決して少なくは無い執筆量を執筆者の有限の時
>間を使って消化し、作品作りを行う事になります。
>そう言うコストが掛かる以上、その10万字分の労力を掛けた作品が、既
>存のジャンルに沿わ無いor収まり切ら無いと言うのは、余りに冒険過ぎ
>るのでは無いかと言う疑問です。
10万文字の労力をかけた作品が、既存のジャンルに沿うか収まらないかということを気にしているかと。
ここで、ひとつ気になるのは『ジャンルってなによ?』ということ。
カクヨムでは作者がジャンルを指定します。これは、カクヨムの規定に沿わなければいけない。ここまでは前提です。なんでもかんでも移動するということではなく、その規定というルール中で作品を移動するのは大いにありということ。
ご指摘の通り、内容とジャンルがかけ離れ過ぎれば徒労に帰すでしょう。ジャンルというのは読者が探しやすくするための指標でもあります。ただ、これは1人の人間が間違いなく指定できるかと言えばそうでもありません。
本人はファンタジーを書いていたつもりが、ファンタジー読者より実は恋愛読者の方が多いなんてこともあるでしょう。実際カテゴリーエラーを気にする人も多いです。作者の勘違いで埋もれる作品もあるかもしれません。
なので、作者には広く考えて欲しいという趣旨です。
読まれる場所を探すということもありますけど。
冒険と言えば、冒険かもしれませんが……リスクなどはないかと。
作者の持論としては『ジャンルなどあって無きようなもの』
恋愛ファンタジーやらアクションホラーやら、異世界ミステリーラブコメやら、実際複数ジャンルが飛び交う作品が多いとも思います。
既存というのが何を指しているかは、ちょっとわからないかも(。-`ω-)
次はっと……
あれ、もしかして……全部繋がってる??
>「面白い」とか「面白く無い」と言うような事は、その作品に付いて、
>少なくとも数百人、理想としては数万人や数十万人と言う読者サンプル
>が揃って、初めて判断出来る事では無いだろうか、と言う疑問です。
>従って、通常、執筆者には、基本的には自分の作品が、真実どれだけ面>白いのかを判断する手段がありません。
>異世界転生モノやオンラインゲームモノ、ラブコメディー、異能バト
>ルモノ等々と言った既存のジャンルは、王道とも言える要素であり、そ
>れを踏まえていれば一定の面白さが保証されていると言うものです。
>執筆する作品のジャンルを、独自の見解に基いていたずらに拡張・拡大>する事は、受賞を狙って行くのであれば危険では無いかと言うものです。
>独自の見解に基いていたずらに拡張・拡大する事は、受賞を狙って行く
>のであれば危険では無いかと言うものです。
>程度の筆力が保障されているプロ作家ならともかく
まとめると……筆力がない人はいきなり奇をてらった物を書いても、個人で面白いか面白くないか判断できないし、受賞できない危険性が高い。だから、既存の物に収まるように書いたほうがいいでしょ、ということかな。間違ってたらごめんね(/・ω・)/。
ちょっと、長くてごめんね。読みながら書いてるから。
多分2個の問題が、混在しているのかな?
①ジャンル拡大性
作者が勝手にジャンルをいじって宣言するのは危険。
この問題の解答これです。
規定を無視して要素がないジャンルに応募するのはダメですよ。それは、ルール違反にあたりますから。
前提として、カクヨムでは作者がジャンルを指定します。これは、カクヨムの規定に沿わなければいけない。ここまでは前提です。なんでもかんでも移動するということではなく、その規定というルール中で作品を移動するのは大いにありということ。
ちなみに世間のジャンルとカクヨムの規定が合致しているかは、謎です。
それと、世にまだ出てない新ジャンルを作られた場合は、どうしたらいいかわかりません……。
②受賞するには、基本に沿った作品を書いたほうがいい。
webの強みっていうのは、公募で拾われないようなものでも拾われることにあると思います。既存と同様の物を書かなくてもいいってこと。
正直、筆力というのも……公募だと必要かもしれないが……個人的にウェブならいいのではないかと……。筆力自体も指標はなく、誰がどう決めるのかは謎。実際問題、累計上位の作品は書き方がバラバラだし、筆力という意味でも、てんでバラバラです。
私的にはwebだからこそ、独自性や独創性を前面に押し出してもいいとも思います。書きたいものを書いて、読まれたいと思う。それが正しいあり方だと思います。ウェブだから異世界転生を書かなきゃいけないわけでもないですし。読まれる読まれないは別の話になってしまいますけどね。
確かに型に沿う基本に忠実というのは大事なことかもしれません。何に対しても。ただ、別に無理にそこに当てはまる必要ないかなと思います。書きたいように書いて楽しければいいのかなと。作者自身がそれが読みやすく、おもしろいという想いが強ければいいのではないかと。
ありきたりではなく、斬新でもいいではないですか。
その人にしか、自分にしか書けない独自性。オリジナリティ。
個人的にはカッコいいと思いますよ(。-`ω-)
なんか、見えそうでうまく主軸が見えてない気もする。
すいません。要領を得なくて。
もっと、書きたいことはたくさんあるのだけれど、ちょっとここまでにしときます。
会社員のオッサンな私ですが、夢に向かって書き始めた数年前の気持ちを思い出しました。
背中を襲、もとい、押していただき、ありがとうございました。
作者からの返信
嬉しい限りです。
人の夢は終わらない!
第5話 本にもなってないのに……爆死を恐れるの?への応援コメント
第3回で初参加するか悩んでいたのですが、チャレンジしてみようかという気になってきました。ありがとうございました。