第26話 新しい路発見記念日<2月25日>

愛犬の散歩中に新しい路を発見した。

いつもの道を少し伸ばして山裾を回っていた時に、

熊笹の間を踏み分けて細い細い路ができていた。

以前にはよく来ていた場所だったが、最近は敬遠していた。

山裾の道は狭い割に車がよく通り、歩きにくいからである。


新しい路・・・・通らないわけには行かない。

少し入るとかなりの急勾配。

ふうふう言いながら頂上まで登る。

(ものの5分もかからない!)

そこは以前にもあった尾根道。

その向こう(反対側)に市民農園がある。

農園に下る道にも新しい階段ができていた。


新しい路って、先が想像できても通ってみたい。

途中が、道程が気になる。

何にもなかったけど、楽しかった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る