5 昔々の王女のための


スペイン王家のマルガリータ王女

ルーブルであなたを見上げた時

いにしえの舞曲が流れたよ


幼いけれど凛とした

あなたの踊る姿

鮮やかに雅やかに


私を過去の良き時代に

踊りながら誘ってくれた


昔々の王女

我が心のヒロイン













***

「亡き王女のためのパヴァーヌ」は、ラヴェル24歳のとき、ルーブル美術館でベラスケスの描いたマルガリータ王女の絵からインスピレーションを得て、作曲したとされています(諸説あります)。

タイトルから、マルガリータ王女は子どものときに亡くなったと受け取れますが、実際は違います。なので、この詩は私の想像を加えて表してみました。

ラヴェルファンの方には、なんか違うと思われるでしょう。私も実はだんだん彼はこういう人ではないな、と感じるようになってきました。しかし、私の想像の世界ということでお許しください。

モーリス・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

https://www.youtube.com/watch?v=L13wZvz9WE8









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