第533話史は

清少納言先生:今日は史、つまり漢詩による書物についてのお話です。

舞夢    :了解しました。


漢詩文による書物としては、まず白氏文集。昭明文選そして新賦。史記、その中でも五帝本紀、神仏に捧げる願文、上奏文、表、文章博士の作成した申請書。


清少納言先生:文集は白氏文集はわかると思います。

舞夢    :はい、かなり現代でも、愛読者が多くいます。

清少納言先生:昭明文選は、梁の昭明太子の撰。春秋末期から梁代までの詩文選集です。大学寮では史記と同様に、基本教材です。

舞夢    :新賦はその文選の中の新賦でしょうか。

清少納言先生:はい、その通り。史記はご存知と思います。

舞夢    :その中の五帝本紀は、黄帝から帝舜までの天子の話ですね。

清少納言先生:はい、その通り。願文と表も、文章博士の筆によります。

舞夢    :さすが、学者の家系、かなりな学識と尊敬します。

清少納言先生:とにかく、書物には苦労しませんでした。


※さすが清少納言、読書量は、凄まじいものがある。




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