第448話頼もしげなきもの

清少納言先生:今日は、頼りになりそうにないものについての、お話です。

舞夢    :了解しました。訳をしてみます。


頼りになりそうにないもの。

移り気な人で、他人の思いなど、忘れがちな人。

婿に迎えても、ほとんど夜離れになってしまう人。

嘘つきと思われる人が、いつものいいグセで、必ず成功させると大事な仕事を引き受けた時。

風が強い時の帆掛け船。

七十歳から八十歳ぐらいの人が、気分が優れない状態のまま、数日間経過している時。

白髪の年齢になっても、六位の身分のままの人。


清少納言先生:はい、お疲れ様。

舞夢    :これも、わかりやすいです。

清少納言先生:あてにならないとか、行き先が不安とかの話です。

舞夢    :ほぼ、現代でも、通用する話です。

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