六日目 神様、陸上動物を創る
神様だよ。そろそろ最終段階だよ。
「地は、その種類に従って、生き物、家畜や、はうもの、その種類に従って野の獣を生ぜよ!」
するとそのようになった。
いっぱい創った。よしよし。
次は人創ろうかな。しかも私をモデルにしたやつ。
「私に似るように、私の形に、人を創ろう!そして彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地の全てのもの、地をはう全てのものを支配せよ!」
私の形に彼を創造し、男と女とに彼らを創造した。
あ、私をモデルにしたって言っても見た目じゃないよ?
自分で判断し、自分で決断する私の性質を持たせたんだよ。
それにしてもいい出来だ。よしよし。祝福しちゃおう。
「生めよ!増えよ!地を満たせ!地を従えよ!海の魚、空の鳥、地をはう全ての生き物を支配せよ!」
うーん、決まった。後言うことは諸注意くらいかな。
「見よ!私は、全地の上にあって、種を持つ全ての草と、種を持って実を結ぶ全ての気を君たちに与えた!それが君たちの食物となる!また、地の全ての獣、空の全ての鳥、地をはう全てのもので、いのちの息のあるもののために、食物として、全ての緑の草を与える!」
伝えることはこれくらいかな。ん?なに?『どうして全員草食なのに動物を創ったの』だって?それは今度説明するよ。
私は創った全てのものを眺めた。見てよこれ!めっちゃよくない!?
よしよし!よしよしよしよし!!
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