よる

枕元の

透明なふきだしに

生き物の困難を書き込んでください


読み出してください

わたしたちの思いを

からだから離してください



わたしたち

夜のうちに

やわらかく儚い回路を

交換する


なにも

知らないような顔をして

主人を燃やすために。

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