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    数年前の作品について失礼します。
    楽しく読ませていただきました。

    エドワードは追悼式なのに上着のボタンをはずしているような奴なので、よほどヤンチャなのかなと思いましたが、ふたを開けてみれば妹思いのイケメンでしたね。
    リシャールも、得体の知れない魔物に躊躇なく立ち向かう勇敢な少年でした。アリスベルダは良い兄たちを持ちましたね。

    アリスベルダについては、愛を知らない孤独な境遇に負けず、素直で良識的な少女に育ってくれたなと思いました。それがこの物語の救いですね。彼女の性格がどす黒く荒れていたらハッピーエンドにはたどり着けなかったでしょう。

    作品に難癖を付けたい訳ではありませんが、気になった点について言わせてください。
    それは、父王が結局アリスベルダの心情を汲み取っていないのではないかという点です。「すまない。すまなかった。」と謝ってはいますが、それに対してアリスベルダは許すとは言っていません。個人的には、口で謝られたくらいで許せるのか疑問です。その上、父王は「さ、行こう。王宮で一緒に暮らそう」と今後の生活を一方的に決めていますが、アリスベルダがまだ父王に心を開いていない可能性もある訳で、そういう自分中心の思考回路だから娘に筋違いな憎しみを向けていたんじゃないのか、と思ってしまいました。

    話を短くまとめるのが苦手なもので、長くなりました。
    すみません。

    作者からの返信

    あじさい様
     ありがとうございます!!
     読んでいただいて、その上、長文の応援コメント!!!
     もの凄く嬉しいです!!
     まさか私の作品をこんななふうに丁寧に読んでいただく人が出てこようとは思ってもいませんでした。
     本当に本当にありがとうございます。
     感激で涙で目がウルウルしてしまいます。

    >父王が結局アリスベルダの心情を汲み取っていないのではないかという点です。

     その通りです。
     あじさい様のコメントは難癖ではなく、まさに感想ですね。
     ちゃんと読んでくださったからこそ、出てきた感想だと思います。
     この作品は父性の身勝手さを表現した作品なのですが、成功したようなので良かったと思います。
     こんなふうに、深く読み取って下さる方が出てくるとは思いませんでした。
     この作品が、人様の心を揺さぶり、強い感情を引き出し、長文のコメントを書くという行動に走らせる作品だったのだと思うとこれ以上嬉しいことはありません。

     本当にありがとうございました。