めろんぐま海外体験記録

第1話 香港

　これは今まで作者であるめろんぐまが、過去海外旅行や仕事で行った国で経験したさまざまな馬鹿話、困った経験、面白い話を中心に書かせて頂きます。

　ラフに書きますので、文章の読みづらさはご容赦ください。

　90年代後半まだイギリス領香港だった時代、ある知り合いに連れて行ってもらった初めての海外が香港でした。

　午後5時くらいに香港に到着したのですが、当時の香港の空港は市内の中心部にあった為香港の林立する街中を超低空飛行し山にぶつかる寸前で急旋回して着陸、そしておもいっきり急停止して到着。シートベルトに感じる重圧は相当なもので飛行機のなかで出されたワインをたらふくのんでいた私は思わず、ゲップ、うぇ～～となりかけました。

　ユーチューブ等で、”香港カーブ”検索してみてください。いかに無理な着陸していたかわかります。

　そして到着したその夜、私は大失敗をやらかします。

　知り合いは晩御飯を食べた後眠くなったのか直ぐに部屋に入り寝てしまいました。

　私はすることも無く手持ちぶたさになってしまったので、そのへん少し散歩するくらいならいいかな～と……

　香港の街に繰り出すと、そこはもうゲームのような世界、まさにダンジョン。いや～ワクワクしました。しかしそのワクワクも1時間で焦燥感に変化したのです。

　歩いていると、ふと気付くと自分がどこにいるか分らなくなったのです。

　これは不味いと思ったがもう時既に遅し！

　おまけにホテルの名前も良く分らないままでできてしまったので、夜の香港の街をウロウロするはめに......

　よし！コンビニがあるあそこで何とかホテルの手掛かりを探そう！そう思いわらにもすがる思いでセブンイレブンに入りました。

　しかし......なんていうか店員の爽やかさがゼロなんですよね。

　ギロっ感じで睨まれているような感じで。しかもお弁当みたいな惣菜売り場の商品のひとつに髪の毛ついているし......

　そのまま何も聞かずにコンビニは退散、さあどうするめろんぐま！