第15話 感じやすいんだね
「私、最近、パパとエッチすることを考えただけで、濡れてくるの。私って淫乱?」
「女性の身体のことは良く分からないけど、経験を積むと、条件反射みたいに思っただけで反応するのじゃないかな。淫乱なんかじゃない」
「ずっと前だけど、パパに無理やり奪われたいと考えていたころも、それを考えると濡れてきちゃった」
「それを知っていたら、部屋に押しかけてたよ」
「それから最初の夜も、電気が消えてから、これからどうしようと考えていたら、濡れてきて、思い切って、パパの布団に滑り込んだ。でも、濡れていることが分かるのがとてもいやで恥ずかしかった」
「きっと女の子はそう思うんだろうね。そういう時に濡れているのが分かったら恥ずかしいと」
「でも男は女の子に恥をかかせてはいけないから、確かめる前に、できるだけ念入りに優しくしないといけないと思う。それから確かめる。濡れていれば、『感じやすいんだね』と言えばいい。そうすると女の子は褒められている、気に入られていると思い、恥ずかしさを忘れる」
「あの時、パパは何も言わなかったけど」
「久恵ちゃんが何も言わなかったから」
「恥ずかしいと言えば、『敏感なんだね』と言ったと思う」
「パパはやっぱり言っている以上に女性経験が豊富みたい」
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