第2話 転校生
転校生を紹介します!!!
鈴原 涼さんです。
朝は、慌ただしい転校生紹介から始まる。
「よろしくお願いします」
鈴原 か いい名前だ
僕は、そう思った。
親につけてもらった名前なのだろう。
僕には、親は居ない。
殺されてしまった。鈴原 涼に
僕は、あまり絡もうとはしなかった。
そんなある時
「秋穂君、ですよね!」
目の前には、笑顔の涼君
「あはは そうだけど?」
僕は、偽物の性格で対応する。
「いかがでしょう? 一緒にお昼でも」
「僕は、いいよ。いつも1人で食堂だし」
「そんな事言わないでください
ほらっ!」
涼君の両手には、弁当が二つ
片方は、涼、片方は僕だろう
断ったのだが。。
熱心に誘われ
仕方なく承諾した。
「いただきます あむ。」
一口食べた瞬間、僕に衝撃がはしる
これはすごい…食べたことないぞ?
こんな美味い弁当!!
涼!!恐るべし!!
「どうですか?自分 作ったんですけど」
「う。う…うまぁぁぁぁぁぁぁい!!」
「そうですか!それは良かったです!!」
それが最初の涼との始まりだった。
そして、
僕の携帯が鳴る
「もしもし。」
「秋穂か。次の任務が決まった」
「了解だ。では放課後」
放課後僕は、指定されたポイントで
指示を待っていた。
ザーッザーッ
(聞こえるか. A)
「ああ、聞こえる。今回の任務内容はなんだ?」
(そのポイントに小さな家が見えるだろう?)
「確認した。」
(あの家で、敵のボス同士の取引がある)
「取引に使われているものは?」
(我々の武器の製作データや、我々しか知る事を許されない事を記された資料たちだ)
「どう言う事だ?」
(つまり、我々の組織の中に、情報を横流している奴らがいるらしい)
「そいつらを内部から見つければ」
(確かにその方が手っ取り早いが
我々が動けば、気づかれるであろう)
「じんわりと見つけ出し
必ず殺す。と言うわけだな?」
(ああ、その通りだ。今回は、我々がその取引現場へ。潜入し資料を回収し 敵も倒す。それが今回の任務だ 殺してしまって構わない。)
「資料たちだけか?」
(何を考えている?)
「どうせなら、敵の取引に使われる予定だった。報酬も奪ってもいいか?」
(やはり君は、面白い…いいだろう
ああ、それと今日は、協力者がいる)
「協力者だと?僕1人で十分じゃないのか?」
(敵の数を見てみろ)
敵の数を確認すると
庭だけで5〜6人
すると中にはもっと護衛が
(あまり気づかれないように倒すための装備をすでに渡していると思う)
装備は、任務ごとにポイントに
アタッシュケースの中に入っている
今日の僕の装備は
サイレンサー付きのデザートイーグルが二兆
そして、ポイズングレネード
しかもこいつは、毒の品質が高く
殺傷能力が通常のグレネードより
はるかに上をいく。そして、これを投げた際に使う ガスマスク、僕たちの組織が作ったガスマスクは、すごいとにかくすごい。
そして、マガジンが16個
そして、振り回しが楽なナイフ2つ
そして、ん?なんだこれは レックスフィギュア……えっ?
「あのーボス?このレックスフィギュアは、
何に使うんだ?」
(レックスフィギュア型 閃光弾
レックスバンだ)
ボス…あんたって人は本当に
そして、隣にスーツケースがある
そこには、マントのように足まで長い
黒い服、そして、指紋の一切残らない手袋
そして、黒ブーツ
僕が頼んだオーダメイドだ。
「オーダメイド。助かります ボス」
(ああ!aki. 君は、いい仕事をする。
それは、私からのプレゼントだ。
すまない…メリークリスマス 言ってくれる家族はもう居ないんだったな.すまん)
「気にしないでくれ…思い出したくない
作戦開始する」
続く
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