イラつき

目が覚めたら

普通の日常があると思っていた

何でもない事を君が 笑って話す

そんな普遍的な日常が

あたかも雪解け水のように

さっぱり消えて無くなっていた

僕の隣に君はもう居なくて

君は砂になって消えていた


どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして?

どうして僕を置いていったの?

どうして黙ってたの?

ねぇ……………………何でだよ?


僕は君を大事に思ってた

なのに何でだ? 何故騙すような事……

あ"? 『傷付いて欲しくないから▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪』?

ふざけんな、黙ってる方が傷付くんだ

言わない方がイラつくんだ

何でそれが解らないんだ!


あぁイラつく

最っ悪で最高にムカつく








自分には何も出来ない、自分は何も知らない。

それが一番苛立つ理由だと言うのに








……………………………何も知らないなら、此処に居る意味なんてさらさらねェよなァ?


そうして俺は狂気を振り上げる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る