君の嘘を、真実に〈DX3 Replay "Septet"-1st Session〉
みけねこ
はじめに
はじめに
みなさま、ご機嫌いかがでしょう?
これから始まるあれやこれやの物語、既にご存知の方が多いかもしれませんが、ひょっとしたら全く初めて出会う方もいるかもしれない、ということで、本編を始める前に簡単にご説明をば。(TRPGとかDX3とか好物だぞ! むしろリプレイを読みに来たんじゃ早く見せろ! という方は、次のお話に飛んでしまって、大丈夫です、多分。)
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これからお送りするのは、とあるTRPGのリプレイです。
TRPG (Table-talk Role Playing Game) とは、サイコロとペンを使った即興劇風の遊び——参加者が作成したキャラクターになりきって演技(ロールプレイ)をしながら、対話を通して一つの物語を紡いでいく、アナログゲームの一種です。様々なタイトルのゲームが存在し、それぞれに特徴があるので、抱くイメージは人それぞれかもしれません。有名どころだとCall of Cthulhu(CoC、クトゥルフの呼び声)など、アメリカ発祥のものが沢山ありますが、日本製のものも数多く遊ばれています。
今回はそんな日本発のTRPG、FarEast Amusement Research(F.E.A.R.)社の「ダブルクロス The 3rd Edition」(以下、「DX3」)で遊んだ様子を、文章でお届けする「リプレイ」になります。
申し遅れました。筆者および今回のリプレイのゲームマスター(以下、「GM」)である、みけねこと申します。以降、お見知り置きを。
さてさて、DX3は現代社会をモチーフにした作品です。日本を主たる舞台とし、「レネゲイド」と呼ばれる未知のウイルスが蔓延した世界で、人知れず超能力を手に入れてしまった「オーヴァード」と呼ばれる異能者たちを主人公に描き出される、日常とその裏側の物語です。オーヴァード達は片や人間から外れた「バケモノ」として見られ、片やバケモノになりきってしまった「ジャーム」からは
……と、説明をし始めるとキリがなくなりますので、さっそく物語に入っていきましょう。
初心者ばかりの、初心者による初心者のためのセッションです。
どうぞお気軽に——あるいは温かい目で見守りながら、お楽しみいただければ幸いです。
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