第3話 南蛮チキンサンド

僕の友達のタケシ君は、毎週土曜日にパン屋さんの南蛮チキンサンドを買うために毎日お手伝いをしています。皿洗いや掃除をするごとに10円をタケシ君のお母さんからもらっているそうです。南蛮チキンサンドは310円もするので、大変だなと思います。今週の土曜日タケシ君に会うと、タケシ君はすごく悲しいそうな顔をしていました。南蛮チキンサンドを買いに行ったら、南蛮チキンサンドが売り切れていたそうです。僕もそんなタケシ君をみてかわいそうに思いました。夕方家に帰りました。すると、お母さんが南蛮チキンサンドをおいしそうに食べていました。僕は複雑な思いがしました。そして、いつか大きくなったら南蛮チキンサンドをタケシ君にたくさん買ってあげられる大人になりたいと思いました。

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