自由律その五

何故あの時メモしておかなかったんだろう


心を打つ言葉実際に使う機会はない


芸能人と親戚とはいえ遠すぎて自慢にならない


顔さえよければ許される世と悟ったのはいつだったか


死ぬ気でやれば何でもできるただしクオリティの保証はできない


またこういう時に限ってお前という奴は


何故部屋に蛾があぁ汚いからか


その一言告げられたならどれだけ楽か


無駄に声通るくせに大声出すのは苦手


もう飽きたんだけどと言おうとして口をつぐむ楽しそうに笑う君を見て

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