私はエッチです♡ ~巨乳美処女宇宙人と、らぶらぶベロちゅーしまくっちゃおう!~

相田サンサカ

01:朝からベロちゅーする美少女宇宙人

 「私はエッチです。無限創造主アンリミテッドクリエイターの愛のもとに、貴方へ朝のごあいさつを申し上げます。貴方の意志により、本日も、この惑星表面上へと召喚されました」

 朝、目を覚ますと、俺の上に宇宙人がのしかかっていた。

 可愛い顔をして、曲線的な体つき。見た目はほとんど人間の女の子だ。けど、確かに彼女は宇宙人なのである。

 「あ、おはようございます」 

 いきなりのしかかられた――とはいえ、俺は驚いたりはしない。だって、ここ最近、毎朝のことだったし。

 「それでは……ウフフフっ……♡ さっそく、貴方にご奉仕させてくださいね♡ アナタが満足されるまで、おクチにぃ、い~~っぱい、お目覚めのべろちゅーを……♡ いくらでも、してさしあげますから♡ さぁ、アナタ……んン~~~~っ♡」

 「うわぁっ!?」

 あっさり、驚いて叫んでしまう。

 「え、エッチ……! またっ……またですかっ!?」

 その女の子型宇宙人のほっぺたをつかみ、必死に引き離す。が、彼女はうっとり顔を止めなかった。

 「エッチです。先日、貴方にはじめて召喚していただいたときから、こうさせていただいたではありませんか? ね、アナタ……♡」

 彼女は、俺に全身をものすごく密着させていた。豊かな胸やくちびるの感触が、プニプニと伝わってきて、俺の理性がやばい。

 「エッチ」。

 ……なにか紛らわしいけれど、それが彼女の、れっきとした名前だ。

 つい先日、俺はあることを教えて欲しくて、この宇宙人を召喚した。

 「どうしたら、困っている人を助けられるんだろう?」――そんな素朴な、しかし難しい疑問の答えを、教えて欲しかったんだ。

 なんでそんな、ボランティアじみたことを知りたいのかって?

 まぁ、細かい理由は割愛するとして……俺は、そういう性格なのだ。

 でも俺は、ごく普通の高校生でしかなかった。「道端に落っこちてるゴミを拾う」とか、「重そうな荷物を持ってあげる」とか、できるのはせいぜいそのくらいだろう?

 でも、俺はもっともっと、他人を助けられる人間になりたかったんだ。

 だから、エッチの召喚に成功したのは、驚きだったけど、うれしくもあった。

 他人を助けるための、とっておきの方法を教えてもらえたのだから。

 「――で、でも、朝の挨拶をするってだけで、ここまでする必要はないんじゃ」

 「エッチです。『挨拶だけ』ではありませんよ。本日は、貴方が助けてあげられるような、困っている方を近くに発見したのです。したがって、お知らせさせていただこうと」

 「ま、マジですか!?」

 「エッチです。こちらをごらんください」

 エッチが空気中に「チュッ♡」という投げキッスをする。と、とつぜん俺の部屋の景色がぱっと変わった。

 異星人特有の超科学力なのか、あるいは超能力なのかは知らないが、ともかくすごい。

 「んっ!? 俺の部屋じゃない……? いったい誰の部屋だ?」

 その「部屋」の机では、誰かが書き物をしているのが見えた。こちらの声は聞こえないらしく、じっと机とにらめっこしているだけ。

 ウチの学校のセーラー服を着ているところを見ると、同級生らしい。

 「何書いてるんだろ……手紙? 便箋みたいのに書いてるけど」

 「エッチです。彼女は、誰かに好意を告白しようとしているようですね。しかし、勇気がなくて中々できず……ラブレターを書こうと思っているものの、既に数十通は書き直しているようです」

 エッチの見ているほうを、俺もつられて見た。

 ゴミ箱の中に、死産になったラブレター達が折り重なっている。じつに不憫だった。

 やがて、部屋の景色が変わり、もとの俺の部屋に戻ってくる。

 「あいつ、見たことあったな……いちおう、顔見知りですよ。確か……『モエカ』って子だったかな?」

 「エッチです。ならば、ちょうどいいですね。彼女の恋の悩みの深刻さは、きわめて高いレベルです。詳細は、申し上げるのを差し控えますが……あまりにも悩みすぎて、自殺を考えてすらいるようです」

 「ええっ、自殺!? ……それやばくないですか!?」

 まさか、そこまで思いつめていたとは……同じクラスではないので、ぜんぜん知らなかった。

 でも、俺の目の黒いうちは、同じ学校で自殺する奴なんて絶対出させたくない。

 彼女を助けたい――という気持ちが、ふつふつと湧き上がる。

 助けたいのは、いいんだけど。

 でも、そっか。次は、このモエカという子へ、「例の方法」を試さないといけないんだな……。

 どうしよう。

 「……まぁ、いいや。……よし、じゃあしばらくは、そのモエカの悩みを解決してやるとしますか」

 「エッチです。ええ、がんばりましょうね、アナタ♡」

 俺の上に馬乗りになり、エッチはぐっと手を握った。そして、彼女の整った顔が俺に迫る。

 「はぁっ、アナタぁ……やっぱり、貴方って他人に優しいのですね♡ 惚れ直してしまいますぅっ♡ ン~~~~~っ……ぷちゅっ、ちゅくちゅくクチュっ♡」

 「うぷっ、うううう……!?」

 エッチは、俺のくちびるを思い切り堪能する。

 「……お、俺まだ歯磨きもしてないんですけど。キスとか早すぎるでしょ!?」

 「エッチです。そのようなこと、些細な問題に過ぎません。後で、ごいっしょに歯磨きをすればよろしいではありませんか。いつもしているみたいに、二人でお互いのおクチを……フフフっ」

 「……っ!」

 「エッチです。アナタ、お顔が赤くなっていますよ? 私の愛情に、まだ慣れていただけないのですか? クスクスっ♡」

 「あ、赤くなんて……! 赤くなんて、なってないけど……でもこんなの、慣れるわけないじゃないですか。俺はまだ高校二年生ですよ! 朝っぱらからこんなのは、さすがにその……胸焼けするというか……!」

 「エッチです。ふふふ、貴方はウブで可愛いですね♪」

 エッチは、えくぼを作ってニッコリ微笑んだ。タレ目がとろ~んっ、と垂れ下がり、俺の目をじっと見つめている。その瞳の中には、ピンク色のハートマークがあった。

 それは比喩ではない。実際に目に浮かびあがり、ピカピカと点滅していた。

 す、すごい……。

 なんだか、怖いくらいの愛情だ。

 「――学年も、年齢も、愛の前には瑣末な問題に過ぎませんのにっ♡」

 ぎゅうううううっ! と、エッチは俺を抱きしめた。

 「あう、ぅ……!?」

 「私はエッチです。この宇宙に存在するものは、すべて無限創造主アンリミテッドクリエイターの一部です。ゆえに、貴方と私も、ほんらい一つの存在なのです。二人の間に、本当は垣根などないのですよ♡」

 むぎゅ、むぎゅっ……と、エッチは俺に甘えるように、体をこすりつけてきた。

 「うぅぅっ!? わ、分かったけど。でも、そのぉ~、もうすこし時と場所ってものを選――」

 「エッチです。あぁっ……! もうっ、ガマンの限界ですぅ♡ はぁっ……はぁ~~っ……んんっ、ハアァァァ~~……♡」

 エッチの生暖かい吐息が、俺の口の周りにかかった。

 「え、ッチ……!?」

 「アナタぁ……♡ ダイスキです、愛してますぅ♡ だって、だってェ……♡ 貴方にご奉仕したい一心で、この肉体をまとったのですよ♡ 貴方にしか触れられたことのない、無垢なカラダなのです♡ ファーストキスも、貴方に奪われてしまいましたし♡ それに、ココの秘密の場所だって……ふふっ、ウフフフフ♡」

 ずずっ! とエッチは、俺の顔の真上に、自分の股を持ってくる。くにっ……と、パンツを見せ付けるように指で触れた。

 こっ、ここここれはっ……!

 見ちゃいけない! と思うんだけど……本能的なものなのか、どうしても目を閉じれない。エッチの大切な所を覆ったパンツを、じっくり鑑賞してしまった。

 「いつか貴方がご所望された時に、差し上げたくって……奪っていただきたくって……♡ んンっ……はぁァっ……♡ 誰にも触れさせず、大事にとっておいてるんですよぉ……♡ んふふふふっ♡ 私は、貴方がたの言葉で言う『処女』……のようですねっ♡ キャぁッ! 恥ずかしいですぅ……♡」

 エッチは腰を浮かせ、股ぐらを俺の鼻先でチラチラ動かした。圧倒的な色気に、心臓が爆発しそうだ。

 「エッチ、そこまで俺のことを……俺のために……っ!?」

 するとエッチは、姿勢を戻した。俺の目の前に、人形のように綺麗な顔がやってくる。恋している瞳が輝いて、あまりの可愛さに胸が高鳴る。

 「はいっ♡ 愛しい貴方に捧げるために……私の処女、ずっととっておきますからっ♡ ねっ、アナタ、ですからぁ……今は、貴方の愛しいおクチに、思いきりご奉仕させてくださいね♡ 行きますよ? ンふっ、チュププっ……んムぅ~~~~~~っ……♡」

 エッチのくちびるが、俺のものと重なった。

 「はぷっ……んんん~~っ!?」

 「んンっ、んふふ♡ はむぅ、ちゅっ、ちゅっ……はぁっ、んちゅっン……♡」

 エッチの整った顔が、目の前でゆらゆら動いた。くちびるが、ゆっくり、柔らかに撫でられている。

 「ちょ、エッチ! ぁんむ、ぐぐ……!」

 「くちゅっンちゅぅ……ン、んむ、はぁ、はぁっ……んン、にチュぅ♡ ふぁ、ァ……♡ ぁンっ、人類って、すごくかわいいですぅ……♡ あぁ~~~んっ、んニュっ、ぷチュニヂュぅ、んん~~っ、にゅるにゅるっニュルニュルる♡」

 エッチは、俺の体をまさぐった。俺の手の位置を見つけると、ぎゅっと握ってくる。

 サワサワ……と、優しく指を絡められ、俺はすごく安心した気分にさせられてしまう。

 こ、これは……しょうがないんだ。不可抗力なんだ!

 誰だって、女の子(宇宙人だけど)にここまで献身的にされたら、そういう気持ちになるに決まってる!

 「んぐ、ぅっ……!」

 「ンふふ、照れてるアナタ、カ~ワイイですぅっ……♡ れるっ、ンちゅ♡ ニュヂュぅっ……ぴちゅぴちゅ、チュプぷぷぷっ……ン、ふぁっ、れるれるっ、ぺろぺろぺろぺろ……やン♡ とってもステキぃっ……ちゅっチュぅぅ、ンぢゅゥっっっっ……♡」

 「ちょっ、エッチ……んぷっ、んんんんん!?」

 「ぢゅるるるるるるるっ!」と、俺のくちびるがエッチのどん欲なクチのなかに吸い込まれる。

 「ンン、ンちゅるるるるるるぅ~~~っ……♡ ふぁ、アナタぁっ♡ スキっ、好きですぅ♡ 手だけじゃなくってェ、もっと、私とべろちゅーしてくださぁい……はァ♡ ンちゅっ、ちゅぅっチュ♡ ……ンっ♡ あっ♡ んぷっ、にゅるるにぢゅぅぅぅぅぅ……っ♡」

 「うぅ、っう……んんっ!?」

 俺の脈拍が、否が応にも高まる。首の辺りに、体内の血が激しく行き来しているのが分かった。

 「んぷ、ニュヂュぅぅぅぅぅぅっ……んむ、ンっ……ふぁ、ひゃぁンっ❤ あぁぁぁっ、アナタ、とってもステキですぅ♡ もっと、もっとべろちゅーさせてくださぁい……ん、ンにゅっ……ちゅっチュ、ちゅぱちゅぱ、ちゅぱチュプぅっ……おクチご奉仕、させてください♡ はぁーっ……ンぐちゅちゅっ、にるにるニュルにゅるンっ……ぁ❤」

 「んぐ、えっ、エッチ、えっち……!」

 「ふぁ、ああァァァっ……❤ アナタぁっ、愛してますぅっ! んむ、にゅるるるるるっ、ぴちゅぴちゅ、ぁはっン❤ ンぢゅぅぅぅぅぅぅっ……♡」

 エッチのピンク色の瞳は、幸せそうに輝いていた。

 その時、彼女の柔らかなくちびるを解して、奇妙な感覚が俺に生じた。

 渇いた喉へ、水を注がれたような。

 ぺこぺこのお腹に、食べ物を与えられた時のような?

 愛されて、満たされているという感覚が、くちびるから流れ込んでくる。

 「ンふふふっ♡ アナタぁ、私の接吻奉仕キスサービス、心地良いですかぁっ? ンにゅっ、ぺろぺろぺろっ、にちゅチュぅぅぅ……はぁぁ~~~っ……♡」

 「ふぁ、はいぃっ……んんん!」

 「接吻奉仕キスサービス」――愛情をこめてキスすることで、相手の心と体を癒す。そういう術らしい。

 これが、エッチに教えてもらった、他人を助けるための「秘術」だ。

 まさか、そんな色っぽい方法を教えてもらえるなんて……まったく、予想もしていなかったけど。

 「ンふふふふっ、あのモエカさんという女性も、貴方がキスして慰めてあげなくてはいけませんね♡ 今、私がしてさしあげているように……たっぷり愛情をこめてあげて下さいね♡」

 「うっ……!」

 俺はうめいた。

 「……せ、せっかく教えてもらったんだし、やってあげたいのは山々ですけど。……俺のキスなんて受け入れてもらえるか、まだまだ不安なんですよね」

 自殺しそうなほど悩んでいるモエカという女子に、果たしてキスなんてできるんだろうか? そこが疑問だった。

 「エッチです。簡単ですよ。ただただ、百パーセントの愛をこめて、口づけすればいいだけなのですから。ねぇアナタ、心配しないで♡ 貴方ができるようになるまで、こうして毎日、実地訓練して差し上げますよ♡」

 「ま、毎日……っ!?」

 「そうですぅ♡ だってぇ、私は貴方のものなんですからァっ……はぁァっ……♡ 毎日まいにち、私のおクチをい~っぱい、好きなだけ使ってください……ンふふっ♡ 私のカラダ、メチャクチャにしちゃってぇ……気が済むまで、練習してくださいねっ♡ それで、ほらほらぁっ……キスするときはですね、こうして愛を囁くんですよぅ♡」

 エッチは、とろけるような視線で俺を見つめた。そして、ペロっと舌を出し、

 「アナタっ、アナタぁ♡ 愛してますぅ、心からお慕いしておりますぅ……ウフフっ♡ ねぇっ、私とキス……してください! ……キャッ♡ やぁンっ♡ 言ってしまいましたぁ♡ では、失礼して……ン……♡」

 俺がうんともすんとも言わないうちに、エッチは優しく俺のくちびるを奪った。

 「ンにゅっ、はむっ……ん、ん、んン、ちゅ~~~~~っ……♡」

 うぅっ、悔しいけど、キスされて嬉しい……。

 それに、「愛してる」とまで言ってもらって……このまま、だんまりというわけにもいかない。恥ずかしいけど、俺も口を開いた。

 「お、俺も好きです、愛してます……エッチ……! んぐっ!? ぷふぅぅっ!」

 俺がそう言った瞬間、エッチはさらに強くくちびるに吸い付いた。あ、あぁもうっ、だめだ……っ。口が、口が吸い取られる!

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