ルーシェルと美希。

ちくわ

第1話。ルーシェルと美希。

美希:はぁ。緊張する。よし。おはようございます。


ルーシェル:なんや。仕事や。


美希:あのー。面接に来ました。美希と言います。宜しくお願いします。


ルーシェル:よし。合格や。わいはルーシェル。浪花や。これ上手いで。食うてみい。


美希:えっ。合格?(ちょろい。)ぱく。美味しいです。(うーん。まあまあかな。)


ルーシェル:お前ええ奴やなー。ホンマ気に入ったで。合格や。仕事や。おっ。客やで。行ってこい。


美希:あのー。どうすれば…。(教えろよ。先輩。)


ルーシェル:知らん。何とかなる。


美希:えっ。(こいつ!)


ルーシェル:行ってこい。何とかなる。


美希:はあ。あのー。ご注文は?


客:これと、これを。


美希:はーい。せんぱーい。これを。


ルーシェル:なんやこれ。出来ん。冷やかしや。ごっつムカつく。塩や。美希。まけ。


美希:えっ?(こいつ。バイト?)そんなこと。(なにそれ?)


ルーシェル:ええ。やるんや。やったるんや。


美希:分かりました。せんぱーい。これっすか?あっそーれ。(良いの?)


バザー!バババサー!


客:うわー!


ルーシェル:二度と来んな!ホンマ!よし。ええ仕事したで。ほな。仕事や。


美希:はーい。(これで良いの?)



終わり。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る