第68話 抗がん剤治療(TC療法)2日目夜

夜までの時点であった副作用としては便秘。

いつもはスルリンのはずの私が入院してから一度も出ていない。

その事を看護師さんに話、マグミットをまずは1錠ずつ飲むことに。


けれど飲み始めたお昼にはまだ気配もない。

看護師さんがお腹の音を聴いてくださり、もう少し強めの下剤を

寝る前の分だけど出してもらう。


といっても私としては出ていないというだけで、特に苦しさも張った感じもない。

ガスは時々出る。


それ以外の副作用はまだ出ていないが、それは昨日の投与された点滴の中に入っていた薬がまだ効いているためらしい。


薬がきれてきたら関節痛や倦怠感がでるかもしれないとのこと。

退院は3日後なので、出るならその前に出て欲しいと思う。


昨日の深夜に感じていたピリピリは日中は出なかった。


面会にやってきた夫も私が普通に元気なので、更に抗がん剤の副作用をナメ出した感じだった。

だから先ほどの看護師さんに教えてもらった「薬が切れたら」の話をして

こんなもんじゃないんだよ、ということを伝えるものの


目の前にいる私が抗がん剤なんて打ってないじゃないかと思うほど元気なものだからあまりピンとこないようだった。


食欲もあるのでご飯も完食。

今日も1.5リットル以上は水分もを取るようにと言われたのだけど

私にとっては中々厳しい。


味覚障害などもまだまだ無いので、飲み物も何でも飲める。


この後、どんな副作用がいつ出てくるのか

まだまだドキドキだ。

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