第19話 冬空…。

朝、目覚まし時計の音で目が覚めた。

目は覚めても冬、寒さのせいでなかなかベッドから外に出られない。

二度寝をすれば会社に遅刻する可能性が高い。

眠い目をこすりながら起きて、会社に行く支度をする。

朝食を済ませ、顔を洗い、車に乗り込む。

その道中、今日のお昼ご飯について考える。

今日は、お昼ご飯に会社から外へは出られない勤務。

一応、カップ麺を会社に常備してあるが流石に飽きてきた。

パンかおにぎりが食べたい。

コンビニに行けば手軽に買い物は出来るが、ちょっとお財布には痛い出費。

24時間営業のお店に入るのも駐車場からお店まで距離があって面倒。

お財布には優しいけど、外は寒いし・・・。

悩んだ末、24時間営業のお財布に優しいお店を選んだ。

割引のパンがあったが、それよりもお米を食べたい気分になったので

おにぎりとサラダを購入した。

朝早い上に日曜日だと言うのに、レジが1つしか空いていないから

お客様が並んでいる。

ふと前のお客様の買い物カゴの中を見てみると、レンジでチンするタイプの

ピザが4割引になっていた。

あ~、良いなぁとか思っていた。

レジで会計を済ませ、再び車に乗り込み会社に向かう。

今日の空は、晴れているような雲っているような微妙な天気だ。

すっかり冬空で、冬の雲って言う印象を受けた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る