好きな物語を探す旅

 巧妙な謎解きや、知識の博覧だけでは物足りない。

 秘密には、気持ちが伴っているのがいい。


 そこに魅力的なキャラクターがいる。

 強い感情の起伏があって。

 笑いを。

 苦しみを。

 温かさを。

 冷たさを。

 悦びを。

 情熱を。

 怨念を。

 幸せを。

 熱い魂が欲しい。


 これで意外と、人の生き様や、感情に訴えかける方が好きみたい。

 それも、小ぎれいなやつではなくて、醜くて、汚れていて、どうしようもなくて、救いようがなくて、それが苦しくて、だから美しくなりうるようなもの。

 たくさんというほどではないけれど、何冊か読んでみて、こういうのが自分の好みなのだと気づき始めた。

(自分探しみたいで気持ち悪い。

 まあいいや、書いちゃえ。)



平成30年9月26日(水) それなりの秋雨

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