世界。ついでに神様と人間。

 世界について考えた時期があった。

 きっかけは忘れたけど、

軽く宗教に攻められたことがあって

精神的自衛のために

自分なりに神様について考えたのが

そもそものきっかけだった

かも知れない。


 まあ、それは置いといて!

 以下、あくまで自分の仮説!

(持論とか考えとかその程度の)


 世界とは何か?

 世界は何で出来ているか?


 世界は存在するもので

出来ている。

 世界は存在で構成されている。


 存在には四つの形があると考えた。

 法則。

 物理。

 意識。

 概念。

 これらの形には

明確な支配関係があって、

上に書いた法則が最上位で

下に書いた概念が最下位の存在と言う。


 法則。物理を従えるもの。

最上位の存在。

 物理。法則を媒介するもの?

エネルギーとか質量とかそういうの。

 意識。恐らくは物理で出来た情報回路の

中に生まれた自律的な活動を行うもの。

 人や動物、それに類するものに

あるやつ。

 連続性を保ったまま

何度も世界から消えたり現れたり

出来る不思議な存在の形。

 概念。意識の内にあるもの。


 これらの支配関係は一方向性で

常に、法則→物理→意識→概念

という順に従っていると言う。


 法則は物理を支配し、

物理は意識を宿し、

意識は概念を内包する。

 けれども、

概念は意識を生まず、

意識は物理を越えられず、

物理は法則を破れない。


 なので、

法則→物理→意識→概念

という存在の形の支配関係を

勝手に存在のセントラルドグマと

名付けてみた。


 これに照らして

神様や人間が

どういう形で

この世界に存在しているのか?

を考える。


 この流れで神を端的に表すと、

概念上の人工物

としての存在が唯一自分が明確に

認識できる形だ。

 神と言う言葉や概念は

人の意識の中で認められている以上、

人が存在するまで、

その概念は世界に存在していなかった

と言う。

 人が作り出した概念上の人工産物。

 法律みたいなもの。

 あるいは、概念世界における

車や工芸品のようなもの。

 人が作ったもの。

 ただしこれは完全に認知できる

最低ライン。

 神の意識、神の物理、神の法則。

 肯定も否定も出来ないので、

意識的、物理的、法則的な

存在については

あるともないとも言えない。

 神を信じるか?と問われると

どう答えれば良いか非常に困る。

 概念としての存在は感じるけれど、

それ以上は感じられない。

 その状態を信じると言って

良いのかどうか。

 さらに言うと、

全く別の所でちょっぴり神様を

信じたりしてる。

 八百万の神様たち。

 何となく信じている。

 あるいは信じたい気持ちになる。

 ものを粗末にしない、

大事にできるように。

 それと、存在ということで言うと、

神様を信じるかは難しいけれど、

人の神様への信心が存在する事は

信じる。

 こんな話をしていて何だけど、

人の心に存在する神聖なものを

むやみに汚してはいけないとも

思うの。

 だから悪戯に消したりはしない。

 でも、凶暴に襲ってくるなら

容赦もしない。

 結局、人と人の問題かも知れない。


 次に、人間はどういう形で

この世界に存在しているか?

 生きている人間は

物理、意識、概念的に、

複合的に存在している。

 物理は肉体。

 肉体は星の欠片と言う。

 意識は意識。

 起きると世界に存在し、

寝ると世界に存在しなくなるもの。

 死んだ時も同じ。でも戻らない。

 概念は複雑。

 本人が概念を内包している。

 本人という概念を

他人が内包している。

 本人が作り出した概念が、

他人あるいは媒体に記録され

存在する。


 死んだ人間はどのように

世界に存在するか?

 意識は消える。永遠に。

 本人と本人の作った概念は、

他人の意識や媒体の中で存在する。

 心の中で生きているとか、

死んで名を残すとか、そんな感じ。

 物理、つまり肉体は難しい。

 物理さほど詳しくない。

 でも意識に比べれば、

意識が消えた後も、形を変えて

肉体を構成していた物理は

世界にもっと長い時間

存在し続けると思うの。

 星の欠片っていうし。

 質量そのものが簡単に世界から

消えたりはしないのではと。

 もしかしたら今使っている

肉体の片隅は、宇宙が終わるまで

形を変えながら

世界に存在し続けるかもしれない。

 そう思うと、この体が

世界と自分を繋ぎ合わせている

ようにも思えてくる。

 肉体が、星の欠片を継ぎ合わせた

意識の仮宿のような。

 世界の一部を貰って

意識の仮宿を与えてもらったような

そんな感じ。

 だから、人が死ぬ時、

肉体は滅びるけど魂は不滅

というのは感じられなくて、

魂は消えるけど、肉体はかなり不滅

って思ってる。

 最近、下の意見も結構目にする

けどね。自分もその派。

 まあ、どんな形であれ、

死を見つめるのは怖いね!

 怖くなった人がいたらごめんなさい。

 世界終末物とかも見た後

超怖くなるけど、興味が勝って

つい見ちゃう!


 こういう世界の捉え方、

お話の中で使っていけたらなーって

思ってるよ!


 付き合ってくれてありがとー!


平成28年12月24日(土)晴れ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る