実験の終わりとテストの結果


………………


【ドライト様、大丈夫ですか?】


………………?


【ああ、放心していますね】


………………!?


【ドライト様!しっかりして下さいドライト様!!】


………………(笑)


【…………あ、キャロリン様の頭に知らない龍が!】


野郎、ぶっ殺してやらぁ!!……あれ?俺はいったい何を!?


【ドライト様、やっと正気に戻りましたか。

早くあれを何とかしないと不味いですよ?】


あれ?……あああああ!?




「じゃあ、洗剤は銀貨10枚から30枚で、混沌と秩序の結晶って言うのは1つ銀貨10枚で良いですか?」


「そうね、その価格だったら問題ないでしょう」


「問題だらけです!

それじゃあ初期投資の回収も時間がかかっちゃいますよ!」


「あら、気がつきましたわ」


「ドラ公、セレナ様が認めたんだ、諦めろ」


「ドラちゃん……結婚貯金は……利益の90%に……なったから」


「嫌です!嫌ですよ!

この売り上げで亜空間に造った巨大工場やら、ドライトさんの秘密の小部屋の建築資金の回収をするんですよ!?」


ドライトがそう言いながらジタバタして暴れていると、セレナが近づき抱き上げて


「ドライト?工場や倉庫の話は聞いてますがドライトさんの秘密の小部屋は聞いてません。

それはどんな部屋なの?私達にお見せなさい」


そうドライトに言った。


「な、なんで母様がその事を!?」


「ドライト……あなたがさっき自分で言ってたじゃないの……」


「母様!それは気のせいです!

価格はそれで良いですので早く帰りましょう!」


ドライトはそう言って帰ろうと言うがセレナは直ぐに見せなさいと言い、結局見せることになってしまったのだった。




「ううう……ん?シリカ姉達は残るんですか?」


「ええ、レイナ達のテストをやり直すからそれを見ているわ」


「な、なんでテストのやり直しなんかするんですか!?

必要有りませんよ!」


「あの問題を見て、やり直さない方がおかしいだろ」


「聞いた……見た……笑った!」


「アンジェ、笑い事ではありませんわよ?

何にしろリティアちゃんもキャロちゃんも、ちゃんとした試験を受けたいとおっしゃってますから、ヒロさん達に今用意してもらってますわ」


「ドライト、そっちは良いから早く小部屋のドアを出しなさい」


テストを受け直す必要はないと説得しようとしたドライトだが、セレナが早く部屋に案内しなさいと

促すのでシブシブ諦めて小部屋の出入口でもある亜空間を開けたのだった。




「ここが入り口ですよ」


「……ドア?

なんにしろ早く入りましょ……開かないわよ?」


ドライトが開けた亜空間の出入口には1枚のドアが浮かんでいた。


それを見たエルナルナは早速開けようとドアノブをつかんで回すが、押しても引いても開かなかった。


「エルナルナ姉、鍵がかかってるんじゃない?」


メルクルナがそう言って後ろから覗きこむ、一緒に覗きこんだメリルルナが


「でも鍵穴なんか無いわよ?」


そう言って2人で不思議がってると、マリルルナがエルナルナ達を押し退けて、


「ドライトさんの性格ならこうが正解のはず!」


っと言って横にズラそうとしたが微動だにしなかった。


「マリルルナ姉さん、上下に動くんじゃない?」


チエナルナがそう言って手を貸すがドアはビクともしない。


「なんじゃ?ドアを開けられんのか?

……ぬぅ?開かんな、どうなっとるんじゃ?」


メルクルナに4神、ユノガンドまで参加してなんとか開けようとしているとセレナがドライトに開けるように言うと。


「え?このドアは開きませんよ?」


「ドライト……見せると私と約束したでしょ?

ドライト!?」


セレナが叱ろうとしたがドライトはセレナの腕から抜け出して、ドアの方に飛んでいってしまう。


「「にーちゃ~まって~!」」


それを追ってステラとルチルも人化を解いて飛んで追いかけていく……


そしてーー


それぞれドアの左右からドアの向こうに飛んで行き、消えてしまったのだった!




「え?どういうこと!?」


「3人が消えたぞ?セレナよボーっとしてないで追わなくてわ!」


メルクルナとユノガンドは驚き慌てている、4神は目を見開いて固まっているとディアンが前に進み出る。


「そう言うことか……セレナ、行こう」


「はい、あなた」


そう言ってセレナと共にドアの横に向かいドアの横を通ると共に姿が消える、それを見てユノガンドや龍神達は「そう言うことか……」

っと言いながらセレナ達の後を追って消えていく。


「ユノガンド様!」


「ど、どうするのよ!?」


「ユノガンド様、今行きます!」


「ちょ!メルクルナ待ちな、メルクルナまで消えっちゃった!」


「エルナルナ姉様、どうするの!?」


エルナルナとメリルルナがユノガンドまで消えてしまったのでオロオロしていたが、メルクルナはためらわずにその後を追って消えてしまう。


マリルルナとチエナルナはメルクルナまで消えてしまい、完全に混乱してしまっていた。


「エ、エルナルナ姉様!どうするの!?」


「お、追わないの!?」


「気配も完全に消えちゃったわ!」


「……追うしかないでしょ!?ユノガンド様も居るのよ!」


エルナルナがそう叫ぶとドアに向かって突撃する、メリルルナ達は顔を見合わせると一斉にドアに向かう、そしてドアの横をすぎた途端に近未来的な雰囲気の通路に出たのだった!


「え!どういう事!?」


「あ!ユノガンド様!メルクルナも!」


通路の先にドライト達が立ち止まり待っている、4神達はユノガンドとメルクルナの元に走り寄り無事を確認しあっている。


「あ、あのユノガンド様どう言う事なんですか?」


「あのドアは一体……?」


ユノガンドは顔をしかめてセレナを見る、セレナはため息をつきつつドライトに説明しなさいと言うと


「あのドアはただのオブジェですよ、固定してあるから開きません。

小部屋に行くには亜空間に見えている横から通るのですよ、無断で侵入した者や初めて見たアホは大体は引っかかってドアノブに手をかけるので私にバレる仕組みです!」


アホと言われて4神は怒りたいがしっかりと引っかかったので文句が言えなかった……


こうしてドライトが先導して進むとすぐに行き止まりで、そこには次のドアが有った、ドライトがドアノブに手をかけるとドアノブを押してドアに入れてしまう。

するとドアは左右に開いて部屋に入れるのだった。


「ドアノブの意味は……」


「これも勝手に入られないようにと、侵入者を探知するためのシステムです。

さぁ、私の秘密基地にようこそ!」


エルナルナはげんなりしていたが、ドライトが到着と言い中に入って行く。

それに続いてステラとルチルも部屋に入って行き皆も続いて入って行く、そこに有った部屋とは!




ワンルームの普通の部屋だった、ただ小部屋と言うにはかなり広く30畳はあり、部屋の中にはキングサイズのベットが2つに大き目のテーブルと椅子が10脚に壁際には事務デスクがあり大きなパソコンが置かれている、その横にはミディタイプ筐体や汎用筐体と言われるゲームセンターに置いてあるような形の物が2つ置かれているがキーボードとマウスがついているのでただのゲーム筐体ではないようだ。


そして出入り口の横には対面式キッチンもあり、逆側の壁にはウォークインクローゼットとお風呂にトレイの入り口が有った。


「ず、ずいぶんと豪華な小部屋ね……」


エルナルナは呆れて言うとステラとルチルが飛んでゲーム筐体に向かって行く。


「つづきするの~」


「まけないよ~」


そう言って筐体の椅子に座ると筐体が起動する、それを見たドライトが


「先に今日の分のお勉強するですよ?ゲームはそれからです」


「「そうだった!」」


ドライトにお勉強と言われてステラとルチルは素直に勉強を始める、筐体のディスプレーには魔術陣の理論や実践などが次々と映し出され、ステラとルチルはそれを食い入る様に見つめている、ガンジス達やユノガンドはそれを後ろから興味深そうに見ている。


ドライトは事務デスクの方に飛んで行き、備え付けの椅子に座るとステラとルチルの様子を見守りながら、セレナと4神達に向かい合う。


「ここが私の秘密基地……ドライトさんの秘密の小部屋です。

色々な作業や研究に、1人でゆっくりと息抜きしたい時に使っているんですよ、ステラとルチルにはバレてしまったのでお昼寝用のベッドと勉強兼遊び用の筐体を置きました、何か質問はありますか?」


ドライトがそう言うとセレナとディアンが


「ステラとルチルが言っていたお勉強兼遊び部屋ってここの事だったのね……2人でコソコソ話してたから気にはなってたんだけど……」


「だから大丈夫だと言ったろ?

あまり気にかけて干渉し過ぎるのも良くないぞ?」


「あなた……そうは言いますけど、まだまだ子供なのですから……」


っと家族の話をし始めるとステラとルチルの勉強が終ったようで、2人はパタパタとキッチンの方に飛んで行く、そして冷蔵庫の中を漁り始めた。


「あれぇ、ないな~?」


「こっちもないよ?」


その声を聞いたドライトがどうしましたか?っと言うと、


「「おやつがないよ~?」」


っと言ってドライトの方に飛んで来た。


「あ、補充するのを忘れてました。

直ぐに準備するので待っててくださいね?」


そうドライトが言いキッチンに飛んで行くと……混沌と秩序の塊を取り出した。

それを見てセレナとディアンに龍神達は驚く、自然の物にこだわるドライトが混沌と秩序の塊から何かしらのお菓子を創ろうとしたからだったが、ドライトが創ったのはお菓子ではなかった。


鼻歌交じりでドライトは混沌と秩序の塊を圧縮させる、すると混沌と秩序の塊は1辺が1メートルはある正八面体になる、ドライトはそれを指で突っつくと1辺が1センチの物にバラけてお皿の上に落ちていく。

そしてその1つ1つに冷蔵庫から取り出しておいた苺やバナナに梨などの果物やニンジンやキャベツなどの野菜のミックスを入れていくのだった。


「「おやさいはきらい!」」


「ダメですよ、お野菜も食べないと。

好き嫌いせずに1度食べるのですよ?」


ドライトがそう言うと野菜ミックスの入った物を1つづつステラとルチルに与える、するとステラとルチルはシブシブと口に入れ目を見開き驚きながら


「「あまーい!くだもの?」」


そう言ってきた。


「ふふふ……ステラとルチルの為に厳選したお野菜ですよ?

無農薬栽培で採取したての物をミックスしたのですから甘く感じるのですよ!」


そう言ってドライトは妹達の頭を撫でている、だがそれを見ていた周りはあんぐりと口を開けて驚き固まっているのだった。




「ド、ドライト、今のは肉体の再生に使った混沌と秩序の結晶じゃないの!食べても大丈夫なの!?」


「母様、元々は混沌と秩序の結晶はステラとルチルのおやつ用に開発したのです、これをおやつに食べていると力が増すのですよ!」


そう言われてセレナは先程の光景を思い出す、ステラとルチルが混沌と秩序の結晶を口にすると2人の輝きが増して一瞬だが確かに力が増した。

その後すぐにしぼむように元の力に戻ったが増した分上限が上がっているはずなので、あれを繰り返していれば力は増すと言うのは分かる、ドライトの事だから危険なども無いのだろう、そう考えているとドライトが皆の前に混沌と秩序の結晶を差し出してきた。


ユノガンドと4神は躊躇していたが、セレナとディアンに龍神達とメルクルナは受け取り食べてみる。


「お?おおお!?」


「力が沸いてくるわ!」


「それにけっこう美味いわい」


「あらほんと、なかなか良い味だわ!」


龍神達は美味い美味いと食べているとやはり一瞬輝きが増した、セレナやディアンにメルクルナもだが龍神達は驚き戸惑って自分のステータスを慌てて確認している。


「ち、力が増したぞ!?」


「え!?ウ、ウソ私も増したわ!」


「わし等の力が増すなんぞこの数十億年無かった事ぞ!」


「微量だけど確かに増している!」


その言葉にセレナやディアンだけでなく、ユノガンドに4神も驚いているとドライトが当たり前の様に言ってくる。


「祖父ちゃん祖母ちゃん達の力の上限はまだまだあるのですから当然です!

っと言うか私に初めて会った時やステラにルチルが産まれた時も少し増してましたよ?」


どういう事か混乱していると更にドライトが当たり前の様に言う。


「新しい家族が産まれて優しい祖父ちゃん祖母ちゃん達は、守りたいと強く願ったのでその思いに肉体や魂が引っ張られたのでしょう、祖父ちゃん祖母ちゃん達だけでなく父様や母様もそうですよ!」


その言葉を聞いたステラとルチルがパタパタと飛んで行き、


「「じいちゃ~ばあちゃ~だいすき~、とうちゃもかあちゃもだいすき~!」」


と全員の頬にキスして回る。

するとセレナが、


「ドライト……あなたからはないの?」


そう言うと、ディアンや龍神達は期待した目でドライトを見てくる。


「わ、私はもうお兄さんなのですから!「遠慮しなくていいのよ?」じゃ、じゃあ……大好きですよ!」


ドライトも飛んで行き家族全員の頬にキスして回った。

これが止めとなって龍神達はデレデレになっている、そんな中復活したエルナルナがセレナに言ってきた。


「あ、あの家族の一時を邪魔して申し訳ないんですが……」


「エルナルナさんどうかしたんですか?」


「混沌と秩序の結晶を先程ドライトさんが創ってましたけど……ずい分簡単に創ってませんでしたか?」


「……ドライト?」


ドライトは価格を決める時に混沌と秩序の結晶は自分しか創れずに手間がかかると言って、値下げには一切応じてなかったのだ!


「エルナルナさんは何を言っているんですか!

先ほども見ていたと思いますが、結晶1つ1つに厳選した果物を入れたり野菜を入れるのに物凄い手間をかけていたじゃないですか!」


「……肉体の再生に果物と野菜は必要なの?」


「……要らないです……で、でも再生した時に肉体がマイルドになるんですよ!?」


「混沌と秩序の結晶の値段は銀貨1枚にします」


「そ、そんなー!」


こうしてドライトの商品は軒並み低価格になったのだった。




「ここが小部屋?」


「途中のドアトラップは嫌でしたわね……」


「キャロよく気がついたよな?」


「2枚目は……セイネが気がついた……流石セイネ……!」


少ししてシリカ達がキャロリン達を連れてやって来た、入試の筆記テストが終ったようでキャロリン達は少し疲れた表情をしている。


「ポリポリ、テスト終わったの?ポリポリ、お疲れーポリポリ!」


「ちょっとメルクルナ、食べながら喋るなんてお行儀が悪いわよ!?」


「ん?メルクルナ達は何食ってんの?」


「ドライトが創った混沌と秩序の結晶じゃ、ほれ色々な味が有って楽しめるぞ?」


「へぇ~……あら美味しい!っと言うか力が増したわ!」


「なんだこれ!?」


「それよりドライトさんは何処に行ったのかしら?」


「あそこ……お料理してる……」


そこにはキッチンでエプロンを着けて混沌と秩序の結晶を大量生産しているドライトが居た、背後に大量にある魔法の風呂敷袋にドンドン詰めていっている。


「なんでこんな事に!」


「……まぁ、あっちは良いか」


「ステラちゃんとルチルちゃんは何をしているのかしら?」


「酷いですよ!?」


「何にしろアレナム達もこっち来てくつろげよ?テストで疲れただろ?」


そうカーネリアが言うとキャロリン達も中に入って来て椅子に座ったりドライトが出したソファーに座って休み始める。


ちなみにステラとルチルはゲーム筐体で何かのゲームをしているようで、それを龍神達が興味深げに見ている。

こうして試験日は久しぶりに全員でマッタリとして過ぎていったのだった。


「私は全然マッタリできていません!」


「ドライト、注文はドンドン入っているのですよ?早く追加を創りなさいな」


「本当になんでこんな事に!!」


こうしてドライトさんの秘密の小部屋にドライトの泣き声が響きわたったのだった。




そして日が変りテスト結果の発表日となった。




「始めから分身体に作業させれば良かったのですよ……」


「お疲れ様です、ドライト様!」


ドライトはエプロンを着けたままキャロリンの頭に乗っかり、グデーとしている。

結局あの後ドライトは朝方に分身体に創らせれば良い事に気がつき、ドライト化学特捜隊を呼びだして混沌と秩序の結晶の生産を命じて大使館に帰る事が出来たのだった。


「裸エプロン……私は……誘われてる……!?」


「アホな事言ってねぇで早く行こうぜ?テスト結果が門の所に出てるんだろ?」


「入試の結果……楽しみですわ!」


そう、今日は賢者の学園の入試の結果を皆で見に来ているのだ。


「ふふ……レイナ、主席のご褒美は何が良い?」


「シリカ様!シリカ様の御造りになった新しい剣が欲しいです!」


「あらあら……夢ばかり見てしょうがない人達ですわね?

リティアさん、ご褒美は期待しててくださいね?」


「はい!サルファ様!」


「アレナム、アホばっかでやになっちゃうよな!

あ、アレナムのご褒美は昨日のうちに用意しといたから安心しろよな?」


「ありがとうございます、リア様!」


「セイネ……ご褒美を渡しとく……

あいつ等のは……残念賞になる」


「そうですね、アンジェ様!」


「ハハハ!今さらご褒美ですか?

キャロ、昨日渡した新装備の具合はどうですか?」


「はい!首席のお祝いにいただい装備はピッタリでした!」


ドライト達とキャロリン達は昨日の入試に続いて今日も周囲に殺気を放ちながら歩いていく。


そこに同じ国の仲間なのか似た服を着た数人の子供がドライト達の横を走っていく。


「おい、早くしろよ!」


「ま、待ってくれよ!

でも本当か?賢者の学園の入試で満点のやつが何人か居るって!?」


「本当らしいぜ?

学園の長い歴史の中で満点で入学したのは何人か居たけど、複数人が出るのは初めてだってよ!」


そう言って子供達は学園の方に走り去る。


その話を聞いていたドライト達は自信満々の笑顔になっているキャロリン達をニコニコと誉めながら学園に向かう、そして学園に着いたドライト達は入試の結果が成績順に貼り出された掲示板を見ると、試験番号に名前、点数が書かれており、そこには満点を取った5人の名前が最初に書かれていた。




だがそこには……キャロリンの名前が無かったのだった!

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