第27話 高速ぶっとばしでんがなあ
寒い!眠い・・。早朝ではあるが真夜中でもある3時。
広志が運転して、ぶあああーーっと走る。
当然ながら、道はスキスキ。
瀬戸大橋をあっという間に通過。
聞けば、毎年今頃、真夜中集合で
高速を走りぬくそうだ。
だいぶ前に高速無料期間があって
「東北の方まで行ったぞ!」
今まで行った所の話で、車内は盛り上がる。
広志は運転に集中。
眠気はあまり感じない。
広島で休憩。
ずうううっと向こうに、宮島が望遠鏡で
かすかに見えた。
あとは、ひたすら高速を西へ西へ。
途中で高橋先生に運転交代。先生は
1番高齢なのに元気一杯!
Gパン姿がこれまた、よく似合う。
助手席の広志の右足が思わずピクピク。
ものすごい爆走である。
一応2000ccあるので、走るは走るが
加速もいいが・・・・高橋先生の運転は
まるきり広志とは異なる。
ほとんど、右側の走行車線で
抜きまくる!!
おいおいおい、先生って確か昔は・・・。
警察官やったんちゃうん!
こんなに飛ばしていいんかい?
公安いいんかい?(ここ、わらうとこです)
「いやあー、気持ちええのう。
益田さんの車よう走るのう!」
朝3時から高速走りまくり。
早い早い、山口県をひとまたぎ。
ものすごい、旅行です。
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