哀しくも鮮やかに…人間遊び♪

夕霧 夜薙

何も知らない女王様

私の愉しみは…

「あはは〜✨愉しいねぇ?」人目のつく場所で私南隣 梨奈みなみと りなは、「異能力」を使っていた。梨菜の周りには倒れている人々が転がっていた。

隣には背の低めの美形の男……秘紅羅 墟が見ていた。目は紫…に近いような䞓色で髪は真っ白…。

梨菜は、不敵な笑みを浮かべながら異能力

を使い遊んでいる…。


此処は…いや、全人類が異能力を持っている世界だ。それでいて、その世界の中でも希少か

つ、恐ろしい能力を持っている奴等が居た。

世の中で危険だと称されている異能力は五つ有るがそのうちの2つだ。

は能力発動時になでしこの花から幼い子供の手が出てくる。それに、全身を撫でられたらタヒに至ると言う…。


本編〜…



「ねぇ、墟ちゃん〜?愉しくない?」

梨菜が愉しそうに墟に声をかけると


「いや、愉しいも何も俺の俺の下僕で、遊ばれても困るんだけどなァ?」

苦笑しながら言ってくる。


「あはは〜✨下僕だから、遊んでも良いでしょ?ねぇ?」

私が開き直ってそう言うと…

「あんま、遊ばれると俺だって、操るけどなァ〜?良いのかな、梨菜は?」


悪態ついたような笑みで言ってきた。

嗚呼…この人って調子狂うよ。ホントに…

精神ノ墓は、問答無用で精神を操られる…嫌な過去を思い出させると言うような能力…。

私にとって一番嫌な能力…だよね。

自問自答するように自分を否定しながら答えた。

「やだよ〜✨私が嫌い?」

愛想笑いにもう一段愛想笑いを重ねた様な笑いをしながら私は、言い放った。

すると思わぬ答えが


「いや、嫌い…って言うより、なんか、わかんねェよ?」

少しきょとんとした様な顔で言われた。まぁ、そうだと思ったよ…。だって、感情殆どない癖に。あはは〜✨人形みたい♪

知ってる。私の愉しみは人弄りだから✨

っていう事で今、私の趣味全開で、愚民共✨言い方悪かったねぇ〜、雑魚キャラ、モブ…とでも言っておこうか♪あは♪遊ぶのは愉しいよ?異能力って便利だって、心から思うし✨


「墟ちゃんは、墟ちゃんの下僕で遊ばれて哀しい?」

私が下僕…を蹴りながらそう言うと…


「哀しい…って気持ちがあったら良かったけどなァ…俺も愉しいかも?」

あ、共有した?なんか、表情が読めないや…

あはは〜✨そういう人って好き✨

私に蹴られて何も出来ない下僕君と違ってね?


「墟ちゃんも蹴る〜?」

ニコニコしながら私がそう言うと


「まァ、愉しいし俺も混ぜて貰おっかな?」

どこか、分からない様な表情をされた。

なのでモブを蹴り飛ばした。たーぶん、即死?かな?あはは〜✨捕まらないって良いよねぇ♪


私も勉強不足だなぁ〜、と思いながら。飽きた…と心の声が漏れて。


「え”俺、何もせずに終わり?」

きょとんとした、少し残念そうな声に


(* ̄m ̄)プッ…とふぎ出した。

「えー?さっきまで、止めろ…的な事言ってた癖に〜?✨」

揚げ足を取った。

ちょっと愉しい✨やっぱ、弄るの愉しいな♪

私の愉しみ発見✨


「まぁなァ?ちょっと気が向いただけだよ」

微笑いで、見てきた。


*゚Д゚)*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ...っと少し笑った事への感動を覚えた♪だって、何時もペラペラの紙のような笑みだから。

でもね、私の撫子ちゃんはつまんないって言ってるよ?

そろそろ…モブで遊ぶのは飽きたなぁ〜♪

だから、…ね?遊んでよ…




「墟ちゃんって面白そうだねぇ?✨」

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