第1069話 ほんとここ最近
書くことない。息子たちのことだろうか。
うちの息子たちには耳としっぽが生えていて、
何かして欲しいことがあると、「にゃあ」と鳴く。
お兄ちゃんが王子。弟がおしり汚い子。
王子は内弁慶で、神経質で、警戒心が強い。人間を信じ始めたのはつい最近の7才。
弟は天真爛漫で食べ物に卑しく、無防備。ご飯を要求すればそれは100%叶うと信じているポジティブシンキング。成功体験しかない。6才。
王子はすらりとしていて、ご飯も自分で調整できるため、中年ながらも美しい体型と気品を保ち続けている。ノルウェージャンフォレストキャット。
おしり汚い子は意地汚いため出されたら出されただけ、完食。コントロールファ全く聞かないので、脂肪の塊でダイエット中。たるんだ肉が腕や腹を覆っているため、尻を舐められず、おしりが常に汚い。メインクーンなのに、メインクーンの特徴が皆無。
最近王子のこだわりが強くなってきて、自分の部屋の水を飲まず、弟の汚い水を率先して飲む。
弟のダイエットのために、部屋を分けて生活してるんだけど、閉じ込められているのが嫌な王子はしょっちゅう部屋の外に出る。
そして戻らないので、半日絶食なんてざら。でも本人はあまり気にしてない。
ご飯タイムは夜中。
おしり汚い子は、とりあえず口に入ったら喰う。
急いで口を開けさせようとしてもさっと逃げてゴックンするので、
絶対にものをこぼせないし、ましてやあされるようなゴミを放置できない。
家族がそれをやるので日夜何か呑み込んでいることになり、
家族不和の原因を生み出す。肉がたるんで体を覆っているため、
毛を刈っているけれど、毛が生えているように丸い。胴短短足なので、
遠目から見ると可愛い子猫のように見える。
デブだけどあざとい表情になるので、家族はメロメロ。
今までたまに書いてたけど、自己紹介はまだだった。
それにしてもいい子の悪いところと言うのは数が少ないために、
なかなか書くのが難しい。
悪い子だと字がみっちり詰まるくらい悪いことが書ける。
それでも可愛いのはあざとい。
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