第2話近くでもない川へ行く

ここは、灰色の城の中。


猛者は、今日も旅に行った。


彼のことは、殊更話題になっている。


だが、私は、城の中で、人を待っている。


いきつけのバーがある。


そこでバーの男は教えてくれた。


『灰色の城の外には、ワープができる場所があるそうな。』


バーに行って、軽く、酔っ払うと、


商人が、声をかけてきた。

『いい物が入りそうだ。待ち人の話も聞いた。近くでもない川へ行けば、朝頃なら会えそうだ。』


『ありがとう。試しに行ってみる。ぼうけんだな。』



久々のぼうけんの準備。

胸が、すっきりしたい気分になっている。


時間は、夜。明日行けば、とうと念願の待ち人に会える。


何がいるだろうか?


この肌身離さず持っている。魔女を呼び出す事ができるアイテム。

マロッター

頭が少し痛い、飲み過ぎたのだろうか?

こんなことをしていたら、明日の朝には間に合わないかもしれない。



ぼうけんなのだ。



今日は眠ろう。明日、日が出る前に起きて・・・zzz

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