第3話引き抜き

株式会社トヨトはハイブリッド車の先進技術を有していたが

次世代は自動運転技術が目下の所業容拡大の急務であった。

そんな中信長社長より自動運転技術を有する

株式会社ミノー自動車の技術者の引き抜きの命令が下った。

一番最初はNO2である勝家常務に白羽の矢が当たったが

さすがのミノーも肝となる技術者だけに待遇も良く、引き抜きは失敗に終わった。

そこで困っていたが秀吉が手を上げた。


秀吉は技術者の取りまとめである担当常務を落とすべく

家を訪れたが剣もほろろに追い返された。

秀吉は次の日も訪問したが無理であった。

3日3回目の訪問でやっと家の中へ通され

話を聞いてくれた。


高待遇を条件として出したが

半兵衛常務は言った。


あなたの人柄にほれました。

ぜひあなたの下で働きたい。

しかし秀吉は平社員である。


信長社長に報告した時

それであれば秀吉に滋賀支店を任せよう。

副支店長として半兵衛を命ずる。


かくして秀吉の出世街道は始まるのである。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る