3月16日 驚愕
男は驚愕していた。
驚くべきことが起こっているのだ。
執筆が進んでいる…。
明日は魚とかエビとか、得体のしれないものが降ってくるに違いない。
この勢いで作り上げることができれば……
これまでの中途半端な作品たちをみていると、自分に自信がなくなってくる。
この勢いのまま書き上げたとして、作品に綻びはないだろうか。話の辻褄が合わなくなったりしないだろうか。書いている途中にオチをコメントで言い当てられたりしないだろうか。感想欄が炎上しすぎパソコンがオーバーヒートして実家が火事になったけど中途半端に燃えたために火災保険が降りなかったりしないだろうか。
そもそも火災保険に入っているのだろうか。
まずはそれを確かめなければ……
なので、公開するかはわかりません。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます