ゆめと再会。
「今日は雨なの?」
朝ごはんの席で、私は祖母に聞く。
「どうも、そうみたいやねぇ。今日は駅まで歩いて行きなさいよ。」
「そのつもり。」
もう7時を過ぎている。
今日は駅まで歩くから、早く家を出ないと電車に間に合わない。
「行ってくる。」
祖母の見送りに手を振って、ドアを閉める。
今朝の空模様は、今日見た夢と同じ、雨だった。
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