カフェ"マルム"へようこそ
惟炉
プロローグ
――ふむ、あんたは"普通"じゃないようだ。
心の安らぎが欲しいかい?
安寧が欲しいかい?
同胞が欲しいかい?
…はん、正直者は嫌いじゃあないよ。
だったら今から言う場所へ行けばいい。
そこの路地裏を左へ4回、右に6回曲がる。
そうしたら、目の前にあるドアを最初に3回。
1回中から音が返ってきたら5回また叩くんだ。
これで手順は全てだよ。
…ん?覚えきれないって?
ああ、その点なら大丈夫さ。
あんたの頭ン中に詰め込んでおいたからねえ。
さあほら、早く行きな!
マスターが快く迎えてくれるだろうよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます