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    第1話への応援コメント

    『あやかしの鼓』をモチーフにした『あやかしのバイオリン』といった読後感が、素敵でした。
    主人公が妻木君の役どころを押さえながら、『死後の恋』の形式で『あやかし』の物語をサンドイッチにしているプロットには脱帽です。
    作中の大部分の語り手の口調は、ドグラ・マグラにおいて絵巻物の由来記の解説や、W&M&T子の青春譚を語って聞かせていた時の正木博士の口振りを彷彿とさせ、トドメに若林という名の刑事が登場してくる辺りは、ドグラ・マグラ・ファンの私としてはゾクッと来るものがありました。
    今後のご活躍もまた期待しております🙇‍♂️

    追伸
    もし宜しければ、私の作品の『第15話 ドグラ・マグラの時間の流れ①』の読み解きについて、感想などを頂けると幸甚です。

    作者からの返信

    こんにちは(^-^)
    コメント&評価を頂いてありがとうございます!


    主人公が妻木君の役どころを押さえながら、『死後の恋』の形式で『あやかし』の物語をサンドイッチにしているプロットには脱帽です>まさにこれをやりました(笑) 書いているときにはこの二つの作品や他の書簡体、二人称形式の短編をいくつも読み込み、夢Qのじっとりネットリした空気感を醸成し、しかし同時にどこか耽美であるようにも心掛けた作品です。

    お気に召したようで幸いです(^-^) 最近長いスランプでなかなか小説を書けないのですが、リハビリ代わりに夢Q風に『カリガリ博士』のノベライズでもやってみようかしらん……(・ω・)ノ

  • 第1話への応援コメント

    初めまして、この度は企画に参加頂きましてありがとうございます。
    4万字あると思えないほどあっという間に読み終わってしまいます。ぞくぞくしつつ楽しく拝読させて頂きました。
    他の皆様も仰るように夢乃久作のような台詞回しですが、それだけでなく独特な文の切り口を見ることが出来て、とても勉強になりました。
    美しい狂気を終始楽しむことが出来る素晴らしい作品だと思います。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    「美しい狂気」は、まさにこの作品のテーマに据えていたので、評価して頂いてホッとしております。
    またこういう雰囲気の作品を書きたいですね(^-^)

  • 第1話への応援コメント

    宵待なつこさん

    こんにちは。自主企画に参加頂きましてありがとうございます。そして、こんな作品に出合うことが出来て本当に良かったと感じております。

    寡読なのは隠しようもなく恥ずかしい限りですが、慣れない文体の物語でもぐいぐいと惹き込まれました。

    実際にツィゴイネルワイゼンを流しながら炎の劇場の風景を眺めていました。あぁ、素晴らしいなと。とても綺麗な光景と演奏に。狂気がありありと感じられて。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    まさしくおっしゃるとおり、作者としてもラストのシーンから着想し、そこへ行くまでの流れを入念に構築していったので、そう言っていただけて感無量です。

    作者自身もツィゴイネルワイゼンを流し、自分でウットリしながら描いた(笑)ので、皆さんにもしていただきたいです(^-^)



  • 第1話への応援コメント

    企画から読ませて頂きました。
    夢野久作は八割ほど読んでいるのですが、見事に夢野久作らしさを表現されていて舌を巻かされました。楽器が関連している事もあり、あやかしの鼓を連想しました。
    ラストも夢野久作らしく最後まで興味深く読ませて頂きました。

    作者からの返信

    ありがとうございます(^-^)

    おっしゃるとおり「あやかしの鼓」をかなり参考にしました。音が人を発狂させるところとか、とくにですね。

    夢野久作の文体はかなり特殊であるがゆえに、少し間違えるととたんに嘘っぽくなってしまうので、苦労しました(>_<)

  • 第1話への応援コメント

    『キャラクターが精神的に追い込まれる短編集まれ!』企画主です。
    この度は本企画にご参加くださりありがとうございます。
    夢野久作めいた文体・狂気描写とぐいぐい進む物語に引き込まれながら読みました。
    御作品の感想を含むログをTogetterにまとめました。べた褒めしかしておりませんが、お暇な時にでもご覧くだされば幸いです。https://togetter.com/li/1368734

    作者からの返信

    Togetter見ました\(^o^)/

    ありがとうございます!
    評価して頂いただけでなく、Twitterにまで載せて頂けるなんて(>_<)

    いやもう、本当に感謝しかないです。

    夢Qは、私が読書にはまったきっかけを作ってくれた作家なんですよね。私が最初に書き始めた作品も夢野久作を真似た内容で、すごく書きやすいというか、相性がいいらしいです。

    もう一、二作、夢野久作のパスティーシュを考えているので、そのときまた、よろしければお付き合い下さい(´∇`)

  • 第1話への応援コメント

    とっても面白かったです

  • 第1話への応援コメント

    ああ、すばらしいです!まさかカクヨムでこんな作品を読めるなんて!
    この独特の雰囲気、素晴らしい文章力に酔ってしまいました。夢野久作だけでなく、内田百閒の「サラサーテの盤」や、映画「ツィゴイネルワイゼン」を思い出しました。
    登場する音楽の数々も雰囲気を盛り上げていますね。素敵な作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    ありがとうございます(^_^)

    「サラサーテの盤」は私のもっとも好きな小説のひとつで、文庫がヨレヨレになるくらい何度も読み返しては、あの独特の浮遊感に酔っています。

    そして清順の「ツィゴイネルワイゼン」(!) まさかこの作品を語れる同士がカクヨムにいたとは!
    今まで観てきた映画で、ダントツに好きな映画です。おっしゃるとおり、語り手の男は原田芳雄さんが演じる中砂をイメージしております。特に序盤のあたり。

    かなり遅筆な作者ですが、その分、作品の完成度を高めていこうと思うので、これからもよろしければお付き合い下さい(>_<)

  • 第1話への応援コメント

    シビれました。一気に読んでしまいました。本当に面白くて、とても好みの作品でした。
    他のお話も楽しみに読ませていただきます!

  • 第1話への応援コメント

    面白かったです。
    とても読み応えがありました。
    WEB小説では中々お目にかかれないタイプの作品ですね。単純に、こういった作品を好む読者層がWEBには少ない、という話かもしれませんが。

    一人称で語られる感性豊かな文章は、真に迫る歪な情念を、魔器と化したヴァイオリンに心奪われていく様を、まざまざと見せつけてくれました。
    読んでいる途中からは「恐ろしい」というよりも「美しい」と感じてしまった私も、もしかしたら光太郎のヴァイオリンに魅了された一人なのかもしれません。

  • 第1話への応援コメント

    アァ……ヨッコイショ……。のくだりがたまらなくツボでした。

    作者からの返信

    夢Qのような土臭い文体というのは、最近あまり見ないですよね。

    こういう、お年寄りの方が喋っている言葉をそのまま文章にする手法は、独特の味わいがあって面白いです(^_^)