11/01/07:30――廿枝サトリ・雪月花

 現地集合で!

 ――なんてことを、まどかつみれから連絡を受けたサトリは当日、自前の車で集合時間よりもやや早く現地に訪れていた。

 鈴ノ宮が所持している空き地の一つで、訓練場として使われているのは知っている。道路側には障害物、逆側には小山のようなものがあり、周囲からブラインドされている。もちろん住宅街も遠いため、大きな声を出しても気づかれにくい。

 良い立地条件だと、中央に立って思う。平地になっており、外周を走れば六百メートルくらいはあるだろう。何をどう訓練するのかは聞いていないが――いや、そこをきちんと主題として、半ば問い詰めるような形にもなったのだが、大したことはないと言って聞かなかったのだ、あの姉さんは。

 手ぶらで良いとのことなので、仕事でも使うジャケットを羽織った動きやすい服装だけれど、それ以外は何も持ってはこなかった。

 最悪の状況は何だろうかと考え始めた頃、車が止まる音がした。無意識に耳を澄ませば、運転席から一人、おそらく後部の荷台から二人。それから荷物を下ろす音――だが、最初の一人がこっちに。

「む」

 その、アイウェアをつけた女は――。

「サットリィ! なんだゲストは貴様だったのか!」

 朝霧芽衣は、嬉しそうに声を上げて。

「Oh my f**k’n god……!」

 対照的にサトリは、膝から崩れ落ちるようにして頭を抱えた。

「ん? なんだ貴様、ちっとも嬉しそうじゃないな! どうしたもっと喜べ!」

「……そうデスネ、朝霧上級大尉殿。嬉しいヨ、俺、だから帰る」

「ははは、よしよし。楽しい訓練になりそうだ。円にはたっぷりと報酬をやらねばならん。やはりかわいい下着か?」

「知るかよ……」

「女のいない野郎には辛い話題だったか、すまん」

「そこで謝るな! 本当に相変わらずだなあんたは! あの時もそうだ――運びの仕事だとお袋の手伝いで出向けば、ぼろぼろのお袋が俺にあんたを放り投げやがって、トラブルまで一緒に舞い込みやがる! あんたに運び屋はいらないだろ⁉ あークソッ、クソッ、今思い出しても腹が立つ!」

「朝から元気が良いな、準備運動はいらなさそうだ。ちなみに私は今、若い連中を育てている――どうした笑え」

「知ってるよそんくらいは! あと笑いを強要すんな! それともあれか? 同い年くらいだろって俺のツッコミ待ちか? 他を当たってくれ! あんたに関わるとろくなことにならないんだよ!」

「ふむ」

「待て待て待て! 北上きたかみからちゃんと聞いてんだよ! あんたが〝ふむ〟と言って腕を組んだら、迷わず口を挟めってな!」

「うむ、迷わずに退路を塞ぐとも。あと北上には説教だ」

「俺が教えて逃がしておくよ……ったく、あとサトリだ、サトリ。アメリカンと同じ呼び方をするな」

「そうだったか? ふむ、まあいいか」

「二人か?」

「四人見ているが、今回は二人だ」

 のろのろと立ち上がり、気を入れなおそうとしたサトリはがりがりと頭を搔いた。半ば諦めの境地にある。

 知り合ったのは運び屋の仕事を手伝った時の荷物だ。それ以来、顔は合わせなかったものの、芽衣が所属する組織に訓練がてら顔を見せたことがある。そのため、芽衣の部下とはそれなりに知り合いだ。東洋人も含め、数人が野雨近辺にいるし、VV-iP学園にもいるので、実際に顔を合わせたりもしている。

 芽衣がこちらに来ている情報は得ていた。それでも、北上たちを逢っても芽衣に逢うことがなかった現実に、そんなものかと油断していた結果がこれである。まあ、油断していなくともいつか出逢うのだが。

 荷物を小脇に抱えてきた二人に対し、サトリはまず軽く手を挙げた。

「よう、タミー」

「ん? ……んん?」

「おいおい、覚えてないのか?」

「――あ! 教官殿!」

「サトリでいいよ、田宮。登山訓練以来だな」

「思い出すのに時間がかかりました――いや、かかったぜ。あの時はどうも」

「今回は俺の方がゲストだけどな、円姉さんに誘われたんだ」

「へえ……朝霧、天幕の位置は以前と同じか?」

「うむ」

「そっちは?」

「浅間。よろしく」

「ああ、あんたが……俺のことは田宮から聞いておいてくれ、自己紹介は面倒だ」

「はあい」

 天幕の設営は随分と手慣れているようだったので、あえて手を貸すのは止めておいた。

「調べたか?」

「いや、名前だけだ、初見だよ。狙撃の適正だろ、あいつは。教えてんのか?」

「お前が学んだ程度は」

「……ちなみに今日の訓練内容は?」

「秘密だ」

「だろうよ」

 先にわかっていては訓練にもならんかと諦め、組み上がった天幕の下へ移動してから、煙草に火を点ければ、新しい車が停まったようだった。

 顔を見せたのはサミュエル・白井と円つみれの二人だ。

「やっほー、遅れた?」

「いや、準備がまだ整っていない」

「そっか。今回はお誘いありがとね、芽衣さん」

「仕事の話もあったのだから、丁度良いだろう――よし、集合しろ!」

 移動は駆け足、芽衣の前にすぐ並んだ田宮と浅間は両手を真横に揃えて直立。ほぼ無意識に、サトリも同じ行動をとっていた。ここから訓練ならば、最初くらいはやってもいい。

「二人が組み立てたあの人形と、敷地内に展開した術式により、攻撃におけるダメージは、あの人形が肩代わりすることになる。もちろん、攻撃は受けないに越したことはないがな。ついで言えば、痛みは二割ほど減らしてある。こちらはサーヴィスだ」

 そこまで言った芽衣は、棒を手に取って、敷地の三分の一ほどを大雑把に、線を引くよう歩いて行き、戻ってきた。

「今日の訓練は、三分の一ほどの狭い側から、ラインを越えないことを目的とする。全員入れ。指示はないが、出るな。それだけでいい。何か欲しいものがあるのならば私に言え」

 白井とつみれも、目くばせをしてから、そちら側に入った。それを見て、うむと一つ芽衣は頷く。

「では訓練を開始する――まずは三十分だ。雑談をしても構わないぞ」

「……いや、何もしない訓練とか、妙に悪寒が走るぜ、おい」

「うん、私もそんな感じ」

 そんな二人を横目に、軽く歩きながら移動範囲を確認したサトリは、探りの手を伸ばした結果を得て、ふうんと納得しながら戻る。

「それで姉さん、なんで俺呼んだの」

「え、面白そうだったから。芽衣さんいるし」

「やっぱりかよ。こういうのはもう勘弁してくれ……」

「えー」

「おいサミュエル」

「俺に言うな、知らん――」

 次の瞬間、サトリの眉間の傍に銃弾が出現した。

 ――否だ、飛来した弾丸が停止したのだ。

「――っ⁉」

 そして田宮が吹き飛んで、ラインを割った。

「こら田宮! 出るなと言った傍から、何をしている貴様! 続ける気があるなら五秒以内にとっとと戻れ!」

「くっ、い、イエス、マァム!」

 遠くで、狙撃の音が聞こえた。傍にある山の中、直線距離にしてもせいぜい八百ヤードといったところか。

「7.62ミリでヘッドショット。避けやすい箇所狙うなよ、あの野郎……挨拶のつもりか」

「知り合いか、サトリ」

「おう、朝霧さんの部下みたいなもんだ」

「やっぱサトリ、顔が広いよね――おっと」

「女には甘い野郎だが、さすがに仕事となりゃ狙ってくるか」

 ふぎゃ、と声がして浅間が吹き飛んだ。まあ、慣れていないので大変だろう。誰もが通る道だ、命の危険がないだけ感謝しなくては。

「いや待て、ちょっと待て! え? なんなのお前らおかしいんじゃね⁉ さっきからひょいひょい避けてるよな!」

「避けないと痛いじゃん」

「うぐっ……いやそうなんだけどな⁉」

「狙撃の危険性とかわかってるし、避けないと死ぬのもわかるけど、なんなのこの人たち……」

「ほらみろ! 浅間の反応が自然なんだよ!」

「ESPを使えばいいだろう……」

「そうは言うけどなエル、どう考えても三十分維持とか無理だろ! ……試すけど!」

 試行錯誤は前提だ。そうでなくては訓練にならない。

 ――だが。

「なあ朝霧さん、多少は遊んでも構わないんだよな?」

「ん……? それは構わないが、無茶はするな。何しろ私は、あまり貴様のことを知らん」

「だろうよ。つっても、対処の一つだし……今のところは」

 すぐに、白井はつみれの腕を引っ張って距離を空ける。

 ――サトリの周囲に、雪のようなものが舞い始めたからだ。

「お、綺麗じゃん……んん? 雪の結晶? 白い花?」

「油断はするな、つみれ」

「あのなサミュエル、俺だって巻き込みはしないよ」

 かつて、夢に溺れたサトリは、まともな生活を送れる頃にはESPの力を自覚することになった。だが、暴走の危険性もあり、両親もいないこともあって、その方面に明るい母親に引き取られたのだ。もちろん父親もそうだけれど。

 その影響か、力を使おうとすると雪が舞う。いや、雪のような花が舞うのだ。

 夢の残滓だと、サトリ自身は思っている。否応なく現れるこれを見ると、かつてを思い出して気が引き締まる。

 ――罪を、目の前に突き付けられているようで。

「……はは、さすがにこいつを見て、ルイも気づいたか。いや思い出したってところだな、あの野郎」

「おー、凄いねサトリ。こっち側から相手の視界に〝目隠し〟するなんtね」

「凄いのは姉さんだろ……んなとこまで見抜くのかよ」

「鏡を置いて誤魔化すような迷彩と同じだろうけどねー。それ見破られるでしょ」

「あの野郎が俺に気付いてなかったから、見せてやったんだって。本腰入れてるわけじゃないし」

 そこから、適当に会話をしていたら三十分が終わった。せいぜい五十発といったところだが――。

「なあサトリさん、アドバイスくれよ」

「朝霧さんに聞けよ」

「む? そうだな、拳銃をやるから撃ち落としてみるか?」

「朝霧にゃ聞いてない。つーか、んなことできるか」

「そうだな、道筋も見えないんじゃ錯誤の段階にも至らないか。なあ朝霧さん、甘いと思うか?」

「うむ、貴様は甘い」

「じゃあ教えてやろう田宮」

「ありがたいけど、話の流れがおかしくないか?」

「おかしくはない」

 無暗に反発したくなるお年頃なのである。

「ESPってのは感覚だろ? 最初は〝肌〟――触覚を一メートルくらい広げてみろ。そこに弾丸が触れてから、どこに当たるのかを理解して、回避行動をとればいい」

「……回避できなくても、その時点で〝停止〟させりゃいいわけか」

「一メートルの猶予ってのは、時間的にも結構なもんだよ。戦場じゃ常時そのくらいのことをしてないと、あっさりヘッドショットでくたばるからな」

「そうだよなあ……」

「あのう、サトリさん、私。私にアドバイスは?」

「だからなぜ、俺に聞く」

「周りを見渡してからもう一度お願いします」

 言われたので周囲を見渡して、一つ頷く。

「浅間、言いたくはないがその物言い、朝霧さんの影響だからな」

「――っ⁉」

 この世の終わりを見たような表情だった。気持ちはわかるが。

「とりあえず浅間は、自分じゃなくて〝誰か〟の射線を逆算しろ。普段お前がやってることを、やられている自覚を持て」

「逆に……?」

「銃弾に当たるってことは、射線が通ってる証左だろ。だったら、逆にこっちからその射線を確保することもできるわけだ。まずはそこ」

「わかった」

「――ってことだ、朝霧さん。まだ加減はしろとルイに言っておいてくれ」

「なんだ、お前にもか?」

「いや、浅間にだけ」

「サトリさん、俺のこと忘れてるなさては⁉」

「田宮に遠慮はいらんだろ……目的のためには努力を惜しまないしな、お前。登山訓練でも、ESP使わずに、きっちりやってたの、覚えてるから」

「この状況じゃ嬉しくねえ……! 怪我はしないけど、二割減っててもかなり痛いだろあれ!」

「俺は受けてないからなあ。死なないようにしてる朝霧さんの配慮が甘いんだよ、受け入れておけ。あの人の正式な部下じゃなくて良かったな」

「そうか……?」

「やってることは身につくけど、甘いかなあ……」

「あー……できなきゃ切り捨てる人だよ、朝霧さんは。あの人の部下は大変なんだ、信頼を裏切れないと毎日が訓練だったらしいよ、自主的な」

「うむ、私はたまに遊んでやるだけの楽な仕事だったとも」

 それだけで求心力を得ていたのだから、上手くやっていると思う。

兎仔とこさんも部下だって聞いてたけど、朝霧さんって何してたの?」

「はっきり言えば、――何もしてなかったよ」

「はあ? なんだそりゃ……部下に恵まれたってことか?」

「たとえば、十個の仕事が目の前にあったとしよう。けど残念ながら、この十個の仕事を朝霧さんは一人で片付けられる。浅間、この結果をどう見る?」

「……、片付けられるなら、それでいいんじゃ?」

「そうじゃねえよ浅間。それでいい、なんてことになりゃ、朝霧には最初から部下なんていらねえって結論になるだろ」

「あ、そっか」

「これと同じことが部下の間にもあるわけだ。面倒だと、十個の仕事を部下に投げた時に、さて誰が受ける? 部下が十人いたとしよう。さすがに十個はできないが、五個なら済ませられるヤツが一人いたら? 簡単な話だよ、仕事がもらえないヤツが出てくる」

「――、部下としての必要がなくなるってこと……?」

「朝霧さんの部下は、お互いに競争することは、しない。俺が見た限りでも仲は良い方だし、お互いに情報交換だってする。けど、俺には徹底して、自分にはできないことを意識して潰しているように見えたよ。朝霧さんと同じ仕事はできない。だが、それに迫ることはできる。自分に投げられた仕事を拒否して、隣のやつが遂行しちまったら――それは、必要ないって烙印を押されるのと同じだってな」

 根底にあるのは、敬意なのだろうと思う。その感情自体は否定しない。

「ま、朝霧芽衣の片腕として動けることを、誇りと思ってる連中――って感じか。あるいは憧れだな。当の本人はこんな感じだが」

「なにを言う。私はただ手心を加えないだけで、きちんと認めているとも。何もしていないのは事実だがな。――よし、休憩は終わりだ! 次は昼まで続けろ!」

「へーい」

「どうにかしなきゃ、精神的にも辛いなあ……」

 水を片手に持ったまま、ラインの内側に入る。二人の位置は、狙撃を受けてもラインから外に出ない位置だ。一瞥を投げれば、つみれたちは仕事の打ち合わせをしているようだった。

 それはそれで、この二人を任されたようで癪だ。

「実際、年齢はそう変わらないはずなんだけどなあ……」

 それを言うならば、芽衣だとてそうだけれど。

「おいサトリさん、年齢の話はよしてくれ。――落ち込みたくなる」

「ん、ああ、悪い。ここにいる全員が似たり寄ったりだもんな」

「……あのさ、たまに考えて、否定はするんだけど、資質とかってあるのかな、サトリさん」

「どっちかって言えば、外部要因が強いんだよ。田宮は確か、狩人志望だったよな?」

「あー、今はそうじゃないけど」

「その心変わりは評価したいところだ。でな、資質はもちろん関係するが、小さなものでしかない。逆に考えるんだ、何が一番影響を与えた? 大きくみれば生活環境だが、環境そのものには適応の素質が絡む。……いや、これに関してはお前らが一番理解してるはずなんだけど」

「俺らが?」

「誰に育てられたか――育つための影響を誰から貰ったか、そこだよ。なあ田宮、かつてと、朝霧さんに逢ってからと、どっちが成長したのかって話だ」

「あー……」

「え?」

 弾かれるようにして、ここにきて初めてサミュエルがラインを割った。いつの間にかナイフを引き抜いて左手で握っている。直撃ではなかったにせよ、舌打ちが聞こえる。

「……」

「ヘイ、サミュエル。多少は火が入ったか?」

「……ああ。なかなか、やってくれる」

「なん――ふごっ⁉」

 気を抜いたわけではないのだろう、田宮が吹っ飛ぶけれど見慣れた光景だ。そして、すぐに戻ってくる。

「ちょい待て! 足元で弾丸を掴んだのに、どうして顎下から抜かれたんだ⁉」

「そりゃ術式だろ。念のため警戒してたサミュエルは、ラインこそ割ったがちゃんとさばいたよ。危機管理の問題だな」

「くっそう……! そこまで想像できるか!」

「いや単調な狙撃だけの訓練って見通しが甘すぎるんだよ、田宮。フォローするわけじゃないが、サミュエルは円姉さんの動きまで調整入れてるから引き受けたんだし」

 さて、ここで問題だと、サトリは軽く手を叩く。

「ほかにどんな可能性がある?」

「えっと……私ならまず狙撃手を増やすかなあ」

「最初はほぼ同時の二発、あれ遠隔操作使ってただろ。しかもこっちの探りに対して防御してるし、狙撃位置は変えてるはずだ。狙撃手を増やす……? 可能性としてはあるが、朝霧が背後から狙ってくる方に一票」

「ほう! 何やら面白いことを言っているではないか田宮! それは私に対する催促として受け取って構わんのだな?」

「余計なこと言った田宮、ペナルティいっこ」

「くっそう……! わかってたのに、つい言っちまった」

「朝霧さん、銃撃じゃなくてナイフにしたらどうだ?」

「おいサトリさん⁉」

「銃弾の痛みに慣れた頃合いにナイフか、それも良いな。撤退戦ではよくあることだ――追撃ばかり気にしていたら、いつの間にか挟み撃ち。うむ、懐かしいなサトリ」

「うるせえ……なんとか凌いだろ」

「甘かったがな」

「手伝いもせずに逃げたお袋が悪い」

「それも確かだ。ところで増援なんだが――鈴ノ宮で暇そうにしている連中に声をかけておいた。楽しみにしろ」

 ははは、と笑い声をあげた芽衣に対して、浅間と田宮の顔は、写真に収めたいほど絶望を表現していた。

 まあ、そうでなくては訓練にもならないと思うサトリも、やはりどこかおかしいのか。


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