第22話 毛布を捨てます

 毛玉いっぱいの毛布の馬鹿野郎!


 毛玉が服につきまくって、奥さんが掃除しても掃除しても階段に毛玉が落ちて僕が怒られただろうが!


 もうこんな毛布、捨ててやる! 

 毛布の分際で子供を産卵するみたいに毛玉を増産しやがって。

 大体、生意気なんだよ。

 捨ててやる。

 捨ててやる。

 お前なんか捨ててやる。

 すっきりした。

 

 月曜日のゴミ出しで捨ててやる!という魂の叫びでした。

 

 哀れな毛布はすでにゴミ出し用ナイロン袋に収納されました。

 たぶん、そうなるんじゃないかと思っていたよ(泣)

 気づいてはいたんですが、とほほ。


 こういう毛布は捨てるしかない。

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