第19話 パチンコ店員の休日

さて、前話の失敗談に関していえば無数にエピソードがありキリがないのでやめておこうと思います。ごめんね!

パチンコ店員、もとより現場で働く人間は100%が勤務のシフトによって休日が決まり、当たり前だが必ずしも土日が休みではない。

むしろ、土日が出勤日な事の方が多く、平日が休みな場合がほとんどである。

では、平日に休日を貰った私の場合のモデルを見ていこう。

13時 起床

14時 近くの定食屋にて昼食

15時 パチンコorスロット

21時 雀荘にてフリー麻雀

深夜 帰宅 コンビニで買った弁当orすき家で晩御飯 自宅でネットゲーム等

早朝 就寝

まず、13時起床がポイントだ。

基本的に遅番終わりで次の日が休日の場合、帰宅は深夜となるためご飯を食べたりネットサーフィンをしたりゲームをしたりするだけで夜明けの時間ともなる。

そのため、朝に寝る事も少なくなく、むしろ多い。

つまるところ、早番が来たら私の遅刻チャンスだと思っていだたきたい。

あとは、ギャンブル中毒者としての一日を描いただけである。

基本的には高設定のスロット台を掴んだら閉店時間まで打つので麻雀が無くなるだけであったり、暇になったら昼から麻雀を打つこともあった。

イレギュラーとしては、会社の面子とゴルフ、ポケモンGOとかいったくらいであろう、いずれも確率としては低い。

生活スタイルとしてはクズそのものと断言していい。自我としてクズと認識しているが、私はこのクズを愛してやまないのだ。

しかし、このクズは運が良い。恵まれ過ぎている、といってもいいだろう。

その自覚があるからこそ、私は今日からも生きていくことが出来るのだ。

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