オナ禁3-3日目 試練の時

朝方アマゾネスの少女に犯される夢を見て目が覚めた。

エロイ妄想が頭の中で暴れて何度も抜こうと思って布団の中で悶絶していた。

「オナ禁はまず3日目が壁だ」とはけだし名言よ、まさにこの事かと思った。


若き日のブッダが森の中で苦行してる時に、幾度も悪魔に襲われたとか誘惑されたとあるが、今の私には分かる。

禁欲は平和ではない、戦いだ。

妄想と忍耐の狭間で、ブッダは禁欲の中で戦っていたのだ。

私はオナ禁に悶絶するブッダに思いを馳せた。

それは「観照」という瞑想法の一種だ。


私に襲い来る悪魔は、歳のわりにはやたらと発育の良い逞しい野生児の女戦士で、腋毛とか処理してなくて歳不相応にムチムチで奔放であけっぴろげで羞恥心が芽生えてなくて無防備な姿で私にまとわりついてくのである。発育の良い。


じっとしているとすぐ勃起するので、日中は意図的にアクティブに行動した。

つまり、私の行動が変わり始めた。


オナ禁は3日目から、僅かだが効果が出始めるらしい。

夜、ジムに行ったが、今日はあからさまに女性会員に避けられなかったような気がする。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る