第2話「夜中の口笛」
タケシがベッドの上でマンガを読みながら口笛を吹いている。
すると、勉強机にいる兄が怒った声を出した。
「こら、夜中に口笛を吹くんじゃない!蛇が出るんだぞ!」
「いや、出ないっしょ。イマドキ蛇なんて…。」
すると、タケシの兄は机の引き出しを引き抜いてタケシに見せた。
「ほら見ろ!もうこんなに集まっちゃったじゃないか!」
引き出しの中には色とりどりの蛇がうじゃうじゃ詰まっている。
「もう!いちいち林に捨ててくるのも大変なんだぞ!」
兄は怒った様子で蛇が大量に詰まった引き出しを抱え部屋を出ていく。
残されたタケシは一言。
「…でも、あれ兄貴の引き出しなんだよなぁ…。」
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