鈍色の戦鬼 - DarkGray Warmonger -(β)
キモくて金のない狂ったボロボロのおっさん
第一章 - 戦争狂たちのアンコール -
※はじめにお読みください
EPISODE 000 「はじめに」
――――ハァイ! はじめまして? それとも”前作”で私の活躍見てくれたかな? はじめましての人ははじめまして! 私は
今作も私が大活躍するから今作も……
……えっ? うそ? レアリー?
私、今作はヒロインじゃないの……?
……そっか、じゃあ今作の説明だけするね…………。
【※作品説明】
本作【鈍色の戦鬼 ― DarkGray Warmonger ―】(※以降DGWと表記)は現実世界に類似した世界における異能アクションバトルとなります。前作と共通の傾向として、格闘シーンやアクションシーンが多めです。
また、完結済みの前作【暗黒街のヒーロー A Tear shines in the Darkness city. 「Fire in the Rain」】(※以降、前作をFinRと表記)と世界観を共有する作品です。
そのため作中設定や用語などは前作と共通し、また一部、前作キャラクターも登場予定です。
しかし本作の作中時系列的は前作よりも以前の出来事であることと、ストーリーにも前作との直接の繋がりは存在しないため、前作をご存じなくとも本作単品でお楽しみ頂けます。
また、前作で説明した作中世界観や用語などは軽くではあるものの改めて触れていく予定です。ごあんしんください。
【※注意】
・本作には非常に過激な描写が含まれます。戦闘描写や尋問描写などが激しく、とても出血量の多いシリーズなので残酷描写の苦手な方はご注意下さい。
・現実世界をベースとした世界観であるため、本作世界中でも現実世界に類似した歴史上の出来事、事件が発生していますが本作で起こる出来事は現実世界における歴史的事実の有無を主張するものではございません。
【※必読:重要】
作品の演出都合上、登場キャラクターの出身や経歴上の価値観、および時代背景に基づいた表現が存在しますが、あくまで作品の演出上のものであり、この物語はフィクションです。本作の価値は娯楽としての異能アクション小説の域を出るものではございません。
本作は現実世界における特定の思想を推奨したり、差別を助長するためのものではなく、そうした感想が書き込まれる事を筆者は望みません。
あくまで創作上の世界における、創作上の歴史と出来事でございます。誠に恐縮ではございますが本作をお読みいただく際にはその点のみ特にご理解頂きたく存じます。
【第一部:基本登場人物】
※
@主人公
・
主人公。元日本兵で「霊銀」の名を持つ異能力者。人格に難があり、唯物論者かつ反出生主義、情や倫理道徳の通用しない男で限りなく悪人に近い人物。
しかし単独で二個中隊にも匹敵する鬼神の如き戦闘力を持ち、戦時中には目覚ましい戦果を挙げた事から軍神、シンガポール攻撃を成功させた英雄などと呼ばれていた時期もあった。
敗戦後は戦時中に得た名声を失い、米軍の目を逃れながら国外に潜伏する。
・池野
同じく元日本兵で「呑龍」の能力者名を持ち、かつて日中戦争の英雄であった兵士。
任務に対しては非情な人物であるもののそれ以外では情にも厚く、霊銀よりも遥かに人間的で人当たりも悪くない。
敗戦後は秘密組織「新帝國保安局」で対赤色テロリストを相手にした異能力諜報員としての活動を行うようになる。
@ヒロイン
・
本作のヒロイン。霊銀が地球上で唯一人権を認めた存在――――あるいはペット。
ジャンガリアンハムスターの雌、小動物なのでとてもかわいい。
大好きなのはひまわりの種、苦手なのは猫とカラス。
敬虔な仏教徒で、無神論者である主人の霊銀とは違って人徳や愛(らしさ)に溢れている。敵も味方も悪党だらけの本作において最大唯一の人格者、聖人と言っても良い。
輪廻転生を信じ、生涯処女である事を誓っているものと推定される。
本作時系列ではハムスターという動物がまだ世界的に認知されていないため、呑龍らの無理解によってネズミと同視されるという無知ゆえの人種差別にとても心を痛めている。
・善村 功四郎 / ???
元帝国陸軍将校、戦後は秘密組織「新帝國保安局」のリーダーとして活動するが謎の多い人物。
霊銀たちに赤色テロ組織の追跡と調査を命じる。
@番外
・柳 ソフィア / ミラ36号
前作「FinR」におけるヒロイン! 金髪蒼眼の美しい女性で普段は温厚な平和主義者……であるが本作本編中における出番は全く無い。彼女や前作主人公の活躍が気になる人は前作「暗黒街のヒーロー」を読もう!
え、嘘……?
私出番ないの?
ワンシーンも?
カメオ出演すらないの……? 無い? 絶対にない? 設定的に出演余地もゼロ……?
ウソ……信じらんない……。
……前作とは毛色のかなり違う作品だけど、筆者も実際は難しい事なんて考えてなくてWW2の兵器が人物の登場するラノベを書きたいだけだから、読者のみんなも難しい事は考えずに娯楽アクション小説として、よかったら楽しんでね……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます