第5話ここは北来町

ここは東京。人も混雑しているし、夜遅くまで賑わっている。人混みだらけで頭が重たい。常に何かすることもなく毎日のんびり過ごしていた。

そのいつもの東京の電車から町外れにきてしまって、彼女はどこにいるのかも分からない。

しばらく歩いてようやく看板を見つけて、それがここ北来町だと言うことを飲み込んだ。

「ちょっとここで一休みしよう」

彼女はそう言い始めた。

一時間くらいして大人の一人の女性が現れた。

「こんにちは。お散歩ですか?よかったらなんならうちでお茶でも飲みませんか。」

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