第一章 《出会い》
第1話 『どこですかここ』
青々と茂り、数十メートルはあるであろう木々、一メートルはあるであろう
俺の名前は森海
『霊彦』ってのは地元の神社に祀られてる神様の名前から借りたもので親父が神主で信心深いから何を血迷ったのか息子に神様の名前を付けてしまったそうだ、罰当たりにも程があるだろう。いやほんと
……え?神社って言ったってここは日本じゃないだろうって?
そうだな、確かにここは日本じゃないようだ。
……ん? 今度は何だ……あぁ、『ようだ』って言い方が可笑しいって?仕方ないだろう、俺だってなんでこんな場所にいるのかさっぱりなんだ。
あー、こっちがこんがらがってきた、ここに来るまでの経緯を思い出してみようか……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます