第3話 中二病vsドラゴン
「なにが、終わったんだ?」
俺は聞く。
「何がって、竜族が本気で攻めてきたんだぞ。全勢力の三割弱も投入してきている。こっちは、三十人集まってようやく一体と互角くらいなのにッ、おまけにここには五百人くらいしかいない。終わりだ」
「竜族は、敵なんだろ?」
「当たり前だ。」
「じゃぁ、なぜ逃げる」
「勝ち目がないからに決まってるだろ」
へたれか。
「我はさっきこの封印されし右腕にお前らの味方になると決めたばかりだ…」
「お前たち、見ておけ。真の強者をな」
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≪おい、トカゲ。≫
思念伝達で意思を伝える
≪なんだ、貴様≫
≪お前ら、ここを攻めに来たのか?≫
≪そうだ、お前も死ね≫
≪そうか、塵も残さんぞ≫
「7属性の魔法よ、」
魔力が体から抜け落ちて気怠くなる
それほどの魔法だ。
竜族トカゲどもにも焦りが見える
そして、本日二度目の
「我に集う精霊、我が深淵よりいでし封印されし魔力よッ」
さっきより明らかに違う点がある。さっきは「この地に集いし精霊」
と言っていた。それほどまでに強大な魔法なのか?
「我が敵に崩壊と破滅をもたらせ」
「
その魔法はあまりにも単純な言葉だった。
すると、
「________」
「________」
「________」
目の前にいる竜が次々に消えていく。
「何が起こって!?」
1000いた竜の大群は、、
……100余りになっており、その大半が、翼がなくなっていたり、体のパーツの一部が無くなったりしていたのだ
「全員は無理だったか。」
「い、今の魔法は?」
恐れながらエルフが聞く
「ああ、7属性すべての混合魔法、
めちゃくちゃだ。
「とりあえず寝させろ。魔力を使いすぎた」
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「ふむ、世話になったな。」
「あなたにはもっといてほしかったです。どこに行かれるんですか?」
「お前がヘタレじゃなければまたどこかで会うだろう」
「はい。」
俺は飛行魔法を展開する
「またな」
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都市上空
「この辺でいいか。」
≪冒険者、大戦軍ギルド≫
俺は中に入る
「ようこそー、大戦軍志望ですか?冒険者志望ですか?」
「冒険者だ」
「わかりましたー。ではここに手をかざして魔力を込めてください」
我は無言で手をかざす。
「は、はい、えっと、禁術セイントダークマジックを司マスターりし者さん、Lv1、魔力が……測定不能?低すぎるということでしょうか?そして、体力が500、騎士とかは無理ですね。知力が4000、はい、では好きな職業を選んでください。とりあえず最初は剣士、魔法使い、僧侶の3つで、ステータスによりそれぞれ上位職になります。」
「では、魔法使いで。」
「わ、わかりました。ではあちらでクエストを受けてください。」
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「ふむ、悪魔の討伐報酬は、7000000か。これにしよう。」
「おいおい、新人にそれは荷が重いぜ」
と笑う体格のいい男。
「俺らでも受けないぜ」
あはははは、とギルドで笑いが起こる
「ヘタレが。」
そう言い残し、悪魔の討伐に向かった
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