メインフェイズ3・二階

GM:幼い子供の部屋だったようです。小さな机の引き出しには鍵がかかっています。

川上桜:かぎー…

GM:では、続いて紀伊野さん、どうぞ

紀伊野:コイツを使うか?

東郷肇:探偵さん、ブリーチングできないの?

紀伊野:子ども部屋の鍵なら、俺が持ってるぞ。

紀伊野:というわけで子ども部屋を調査する。

川上桜:開けれるなら、是非に…!

GM:はい。では、紀伊野さんも、子供部屋を調査、と。

紀伊野:この鍵束で適当に合う奴を見繕って、と……。

紀伊野:ガチャガチャガチャーっと。

GM:では、その鍵で鍵を開けて……感知チェック15をしてみてくださいー

紀伊野:2d+4

DiceBot : (2D6+4) → 11[5,6]+4 → 15

GM:成功ー。何枚かの絵が見つかりました。

紀伊野:ん?こいつは……!?

GM:まず一枚目の絵。

東郷肇:何が描いてあるの?

川上桜:何かありましたか?

紀伊野:いや、フェルメールかと思ったんだが、どうも違うな……。

GM:家族の絵です。

紀伊野:寂しそうな絵だな……。

GM:名前も書いてます。父がマクレガー、母がパトリシア(母)。一番上の兄がウィリアム、真ん中がヴィクター、そして末の妹とが、「わたし」としか書いてません

東郷肇:家族……僕似っていう妹さんはどこだ?

紀伊野:俺はウィリアムと間違えられたのか……。

GM:末の妹っぽいですね

紀伊野:そこのパトリシアさんよ

川上桜:私ですか?

GM:そして二枚目の絵は、使用人のお兄さんの絵。

紀伊野:この名前覚えておいたら、あのオッサンをだませるかもな……。

GM:三枚目の絵は、使用人のお姉さんの絵

紀伊野:わざわざ分けてるってのが怪しいねえ。

GM:そして、四枚目は、この屋敷の絵ですが、その片隅に、「屋根裏部屋にひみつの出口」と書かれています。

川上桜:出口……!

GM:これで、[屋根裏部屋の調査]ができるようになりました!

紀伊野:と言っても、子ども用の出口だろ?あまり期待は出来ないな。

東郷肇:ないすだよ。妹さん……あの狂人の顔を見なくても済みそうだ

GM:といったところで、最後の3ターン目です。ころころ……

GM:2d6

DiceBot : (2D6) → 8[3,5] → 8

GM:えーと、肇くんはどこにいましたっけ?

東郷肇:玄関ですね。なぜか2階で話してますけど

紀伊野:逃げてきたと思うのだが。

GM:では、どこかから、「はじめ……はじめ……」と肇くんを呼ぶヴィクターの声が!

紀伊野:アカン

東郷肇:そこで妹の名前じゃない!?

川上桜:ヤバイ

紀伊野:奴自身も名前を忘れたか

GM:ということで、[強い恐怖]で狂気チェックをー

東郷肇:3D+6

DiceBot : (3D6+6) → 15[5,4,6]+6 → 21

GM:成功でしたねー

GM:セーフw

GM:ということで、3ターン目。肇くんはどうしますか?

東郷肇:駄目だったら見つかるのか……危なかったなぁ

東郷肇:じゃあ、奴の部屋に行ってみようかな。どんな人生をしていたのか、所持品から治療の糸口を見い……だせればいいなぁ(ガクブル)

GM:その部屋は最低限の家具しかなく、壁に本棚があります。

東郷肇:本棚か……アルバムでもあればいいなぁ

GM:それでは……感知チェック15をどうぞー

東郷肇:2D+4

DiceBot : (2D6+4) → 9[3,6]+4 → 13

GM:どうしますか?

東郷肇:くっ。正気点1使用しましょう。(6+6+4)で16で。

GM:はい。では日記が見つかりましたー

東郷肇:これで残り5点、か

GM:日記には、こんなことが書いてありました


ブラックアロー家はこの辺りの領主で、両親・長兄・次兄・歳の離れた妹、そして遠縁に当たる貴族の少女が大きな屋敷に暮らしていた。ブラックアロー家の次男・ヴィクターは貴族には珍しく使用人にも寛容で遠縁の少女・マリアンヌと、同じ年頃の使用人・レオンと兄弟のように育った。


3人が大人になり、ヴィクターとマリアンヌは結婚することになる。だが、マリアンヌと使用人のレオンは愛し合っており、駆け落ちしてしまう。そのごたごたで元々病弱だった母親は心労の為に病に倒れ、そのまま亡くなってしまった。恋人と親友に裏切られ、母親を亡くしたヴィクターは塞ぎ込み、精神を病み、家族……特に妹に執着するようになった。「あいつらは所詮他人だ」「血による強い絆がないから簡単に裏切るんだ」


その頃領地内で起きた戦のために父親と長兄は屋敷を留守にしなければならなくなった。その間、幼く従順な妹をヴィクターは監禁した。行動を徹底的に制限し、干渉し、食事も満足に与えなかった。戦から戻った2人が見たのは、ヴィクターを止めようとしたり逃げ出そうとして惨殺された使用人達の躯、地下室にずっと閉じ込められてやせ細った妹だった。父親と長兄は妹を連れだそうとするが、逆上したヴィクターが2人を殺してしまう。父や長兄が殺されたのを見た妹は、ヴィクターに重傷を負わされながらも屋敷から逃げ出した。ヴィクターがどうなったかは伝わっていない。


GM:以上です

紀伊野:(シスコンじゃないか)

GM:では、続いて、桜さんどうぞー

東郷肇:なぁるほど……

川上桜:今の日記の情報は、私も得たことになりますか?

紀伊野:こっちも知りたい

GM:あー、その場にいないので、肇くんから聞かされなければー

川上桜:じゃあ同じようにヴィクターの部屋行きます!

GM:はい。では、そこには肇くんがおります

東郷肇:あっ、探偵さんとOLさん。

川上桜:肇くん、何か見つかった?

紀伊野:なんか変な声が聞こえたからな。

東郷肇:日記がありましたね。……これは…………まぁ、読んでみて

川上桜:ふむふむ

紀伊野:えげつない話だな……。謝っていたのはこれだったのか。

GM:さて。では、紀伊野さんの番ですが。

紀伊野:屋根裏部屋へ行きたいな。

GM:他のみなさんも行きますか?

東郷肇:そうだね。治療はもう、放棄していいか

川上桜:行きたいです!

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