第2話 月見会議2

男「トイレットペーパーがさ」

女「うん」

男「きれたんだよ、可及的速やかに必要な状況で」

女「バッカでぇ~」

男「その言葉、女には絶対言われたくないわ」

女「で、どうやって乗り切ったの。まさか今お味噌つけたまま話してます?」

男「お前の頭のお味噌のほうが大丈夫か?」

男「まあそれが今回の俺の冴えてるところなんだけど」

女「え、答えてよ」

男「味噌なんかつけてねぇわ」

女「ちっ」

男「まさかティッシュで拭こうものなら流せないからさ」

女「うん」

男「ハンディタオルあるじゃん、トイレ掃除用の」

女「ありますね」

男「あれの流せるタイプで拭くことによって華麗に乗り切ったんだけど」

女「これで男も衛生陶器の仲間入りだな」

男「いや、少なくとも俺は有機物だわ」

男「まあでもそれによってお尻がすげぇスースーすんのよ、これやばいかな」

女「病院行けよ、肛門科に」

男「やじゃん」

女「なんで」

男「お医者さんに説明すんのかよ、掃除用ので拭きましたって」

女「しょうがないじゃん、お薬とかもらえるかもしれないし」

男「ふむう」ヒリヒリ

女「じゃあお薬だしときますね、マジッ〇リンって」

男「いや、衛生陶器じゃねえわ」

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