初秋
泥沼みたいな雲の混沌から緩く右足だけはみ出させた。爪先に針刺す勢いで伝わる冷たさとさっき迄の天国との差に予告無しで来た境目が分かった日。鉛の胃をベリベリ剥がすべく約束のように琥珀を流し込み頭を振って視線を正す。はっきりしてる事。今日は今日。私は私だけしかいない。
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