夏仕舞
夏が去るのがつくづく惜しい
あんなに素敵な夕暮れなのに
貴方が去るのがつくづく惜しい
あと少しの命なのなら
燃え尽きて干からびて
ただの抜け殻になるまで
どうして愛しきらなかったの
答えのない問いかけが
熱い風に飛ばされて
心去るのはつくづく惜しい
こんなに苦しい想い抱えて
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